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森喜朗元総理の問題発言

問題発言というのか、女性が居ると会議が長くなるとか、つぎつぎと問題発言が続く人だが、この人は元総理大臣、一国のトップだった人。


東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の「女性蔑視」発言が炎上、世界が注目?元総理は「何が問題だったのか」を理解して釈明会見に挑んでいないため、逆に火に油を注ぐ結果となっていると言う。でも「余人に変え難い人」と言いうのが自民党参議院幹事長だし。


この人で東京オリンピックは行きたいという、自公政権のアドバルーン、様子見をして出来ればそうしたい?これからどう運ぶのだろうか?


① 発言を封じても、頭の中は変わらず

問題発言を封じてくれれば、この人で行きたい、それが日本の自公政権、でもオリンピックを強行後、コロナはどうなっているのだろう?オリンピックの観客達?日本中のコロナはどうなのか?オリンピックを強行開催後に何があっても、森元総理で行きたい?後任を引き受ける人が居ないのだろうか?


危ない橋とは、みんな知っていても、無かったようにして進める?国民の命、観客の命、アスリートの命、世界のコロナよりも、オリンピック、その利権が莫大なようだ?それらは全部税金がらみ?その都合で何でも通したいよう、でいろいろな美しい言葉をマスコミが流しても、英米まで消極的って、どうしてなのか分からない?福島原発の現状も影響する?


高齢なのに大変そうな森さん、でその頭の中は、これまでスーッとそうだった本音、変わらないと思われる?問題発言だと言われても、言葉だけを封じても、頭の中は変わる筈は無いと思うのだが?こういう思想、こういう常識が、最も良く日本社会を世渡りできる常識?そういう成功体験というのか、「日本の常識」という事になるのだろうか?


② 後任?誰が手を上げるの?

現政権、自公政権は、この80を超えた人を、コロナ禍のオリンピックの前面に置いておきたい?世耕氏は「森会長は発言を謝罪、撤回し、反省の弁を述べている」と話した上で、「オリンピックに長年先頭に立って取り組んできていて日本のどのリーダーよりもIOC等との人脈や信頼関係を強く持っている」と。


森氏が、会長職を続け、オリンピック開催の責任を全うすべきとの考えを示しました。これって、でも国民の命、アスリートの命、世界へ日本発の変異種を拡散しそうな気がする?初期の方針を追いかけるにあたって、現実を検討せず、決意と姿勢で行くべき、忖度、忖度それが礼儀、こういう心情なので、記者会見でも逆切れするのかも?


誰も責任を問われたくないのが、東京オリンピックという事ではないだろうが、美しい言葉で、何か、先の大戦の、ガタルカナル、インパールなどを思い起こしてしまう?で、森元総理の高齢を理由にして、何が起こっても、後の責任は煙にできるのかも


③ 戦時中、75年前の常識に重なる?

しかし、日本の旧民法で先の大戦のころは、「家制度」が敷かれて「戸主権」に従う家族社会、その集合社会が日本だった?森本総理の言っている事は、この筋で見ると、全く重なっている、そのままんまかも?


「人はすべていずれかの〈家〉に属し,〈家〉の統率者である戸主に従う。戸主は,戸主権を持つが,その内容は,家族の居所を指定する権利,家族に対して婚姻,養子縁組,分家などの身分行為を許諾する権利およびこれらを担保する権利(離籍権,復籍拒絶権),さらに祖先祭祀の権利である。この戸主権は,家督相続によって,戸主の財産とともに長男に承継されるのが原則」。


女の戸主なんていないと思うので、どこの家でも戸主(男性)が、家族を仕切るのが常識。なので、男の中に入って、女が会議とか、各種談合に出る事は無くて当たり前。「おんなこども」だし、黙っていう事を聞く人達、十把一絡げ(じゅっぱひとからげ)だったかも。安倍元総理は、昔の常識を口走っている、でこれが本音だろう?


④ 稲田元防衛相推奨の教育勅語

稲田元防衛相も言っている。国民が守るべき礼儀、「親孝行をしましょう、兄弟仲よくしましょう、夫婦仲良くしましょう」が日本人の道義、守るべき核だと、教育勅語の世界。でも仲良くしましょうとは「逆らうな!」の美しい言い方かも?文句言わないで会議でも、黙ってさっさと通すのが、礼儀みたいな流れかも?


時間をかけず、会議ではさっさと通す、仲良くしましょう(逆らうな!)という事を言っている?これは教育勅語的な仲良くしましょうと、同じみたいな?なので岸信介にしろ、吉田茂にしろ、同じ精神風土というのか、その孫達の政権、そういう事が礼儀、道義と言う風に流れるかも?


そしてこれが小泉進次郎の「ガバナンス」河野太郎の「効率的」に通じている?上のいう事をスースー通して、上の一存、忖度、忖度していれば大丈夫、ガバナンス!効率がいいぞ!となり得る?一億総中流社会は終わっている日本、危ない道になると思う?


でもこれは先の大戦時の日本の常識?そうして日本兵の戦死者の6割は餓死だったのだから。大本営式政治運営、その考え方、それが森元総理の頭の中、これは発言だけ止まっても、頭は変わらないと思う?


④ これで都合が良い人達が居る?

天皇陛下の御為に、死んでもラッパを離さなかった、小口小平は小学校の教科書で褒め讃えられた。上に逆らう事は道義に反し、守るべき核なのが忖度?女は男に従う者、この教育勅語の気風が、忖度、忖度の、「みなもと」みたいな感じもする?


大本営の情報を有り難く聞きながら、礼儀正しく、守べき核と言われて、もう一度ガタルカナル島も、インパール作戦も、広島、長崎も起こさないように、森元総理の発言は太平洋戦争の頃の常識に重なるみたいだから。女は黙って下働きみたいだ?世耕さん達のような意見が堂々マスコミを飾っている、戦後75年なのに、何も変わっていないような?


礼儀も道義も、命あっての物種かも。大きな利権、税金じゃぶじゃぶのための、美しい道義で、国を滅ぼさない事かも?もし上が間違っていたら?再度のガタルカナルかも?


⑤ コロナを越えるための日本の医療

リスクも検討して、進んでいかないと危な過ぎかも?太平洋戦争の顛末を国民は思い返し、上を忖度を外して、現実問題を考えた方が良いのが、この国なのかも?


美しい言葉でオリンピック精神は語られているけれど、ずいぶん儲け主義、金がらみのオリンピックなのかも?アスリートの命より、観客の命より、大きな利権が動いているの?バッハさん、森元総理、各大臣にとっては、何が優先問題?なの。政治って国民の為、命と生活じゃん?人の命より既得権、お金のために、大切な問題を外していく、そのための美しい言葉?


コロナ以後はいろいろ倒産や閉業、失業や収入低下が表に出て来るかも?自殺する国民、女性の自殺増え始めていると。生活保護とか、休業補償とか、それはどうなっているんだか?


⑦ 新しい社会保障をじわじわと整える政権

失業が増えて、再就職先が見つかり難い、これはコロナの前でも欧州社会もそうだった。生産工場が安い労働力と土地を求めて海外移転して行った。まずフランスでこの社会の変化に気付かれた。アメリカのトランプ支持者たちは没落した白人とも言われているし?


25年も前から、福祉国家と言われる国々の社会保障は厚い福祉給付を変えていて、「ワークフェア」という、再就職のための福祉へと舵を切り替えた。ドイツも、フランスも、北欧のスウェーデン、デンマークもこの方向。国民の働く意欲、活動性を後押しする社会保障が、その国の文化歴史の中で工夫の最中である。


制度の根っこは、所得保障、補填(足りない年収分を補う)だが、フランスはそれから社会保障の全体改革に向かったのだから?何しろ所得保障と住宅保障と社会サービス(医療・介護・保育・職業教育など)をドッキングしている。


まず時間をかけても議論は、財政精査だろうが?でも介護サービスを利用せずに、ぽっくりと昇天する人もいるのが、介護の世界。毎月の健康保険料、介護保険料(減額も拒否もできないので、目的税とも言う)の使われ方、それはどうなの?検討課題かも。


⑧ 世界の税制改革に学ぼう

日本の介護保険は使う時には、収入によって利用料を1割負担からどんどん上げて5割を視野に入れている。この貧困、就職難の社会、子供の為に介護も医療も我慢して私達高齢者は死んで行くのかも?


これと正反対にして。ニーズ調査(要介護度調査)だけで、低年金でもお金は生活保護的に手当てをする形、これが新しい社会保障のフランスの形。北欧では保険料は高収入程高いけれど、利用料はほほぼ同じ。なのでもし自分が死んでも子供たちは安心。子供たちの社会保障の利用、教育費無料、生活費も大丈夫、これが高負担も容認できる訳であろうか?


日本でのすべての政策執行途中、中抜き、委託、そして原発用補助金は、創価関連、自公の選挙資金的に、太らせてはいないのか?フランスでは、ここの税制改革を、消費税から贅沢税の方向へ、徐々に切り替えつつあり、同時に税制透明化、国会への説明義務(2年毎)を進めて今がある。とうとう数年前に人口減少社会を脱しているのが、凄いかも。


⑨ みんなで使える所得保障制度(生活保護も

菅義偉総理の、最後は生活保護発言は、生活保護を今のままでいつまでも置いておく宣言だったかも。日本の制度の中の、家族制度的扶養義務、雇用情勢とリンクさせない稼得能力の審査が、怠け者、税金を貰うばかりの国民、みたいな不名誉を通り越して、惨めで隠すほかない、生活保護制度になってしまった原因かも。


この制度を「入りやすく、出やすい」制度へと、収入不足分はもらえるのだから、みんなで使って、みんなで仕事を探し、起業もできる制度に変えたのが、フランスのRMI(エレミ)だし、その上ここから住宅問題、医療問題、介護問題へと社会保障の全体改革に向かったと。


25年ほど前の英国、国営の医療、無料の医療、有名なNHSを改革し、各病院の競争を入れながら、効率化と質(治せる医療)の向上に取り組んだブレア改革の評価は高い。この英国の所得保障は、サッチャーが壊した、あのイギリス病を産んだかもの、生活扶助制度、「ゆりかごから墓まで」の中の一つだった。


ここでもブレア改革は(低年金、障害、病、失業)等の低所得の理由毎に、別々の所得補填の制度を充実して、生活扶助法(生活保護)の機能を移した感じにしている、で生活保護も敷居は低く、捕捉率はあの当時日本の10倍、ほとんどの人が受給できる制度のようだ。


⑩ いろいろ学びあおう

今私達は、できるだけ大本営体質からの脱却を込めて、黙って忖度しろ、女はおもちゃだ、何をされても黙っていろ、みたいな社会、文化を変える方向で、新しい社会保障ではないだろうか?いろいろな改革の手法を、学んでいく事かも?


どういうコロナの新株がきても、国民の命と生活を守る、税金が選挙運動用補助金みたいな、中抜き、委託にして、自公のため引っ張らない、行財政の透明化推進政権でないと。節分が過ぎて、季節性風邪の一種かものコロナは、下火になっている?でも「Go To・・」で日本中を旅をしているコロナは、どういう変株になって夏を迎えるのだろうか?


これからの政権は、国民生活を守るために税金を熟慮して使おう。①荒れた山林原野、耕作放棄地に手を入れて、食糧増産、国内物流の確保 「緑と生物多様性保全」-地球温暖化を抑える ②一生でも住まい続けられる、安価な公共住宅システム。増え続けている空き家に手を入れて、税金を繰り出して整えて行こう。引き籠りでもなんでも、動員されて手伝い、賃金を貰うシステム。そうして内需拡大に貢献だ。③今後もあり得る感染症対策は、平等で安心な医療介護システム、世界に学び効率化と質を求めながらの、税金投入事業を進める政権。


この3つの事業を、嘘を言わない政治家と脱忖度の国民になって進めよう。生産工場の国内操業を目指しつつ、新しい社会保障(所得補填+居住保障+医療介護保育職業教育)のある、安全な食料を生産する農業立国、食料自給率UPの国だと思う。耕作放棄地の再生、荒れた山林原野に手を入れる国土保全、その方向で少しづつでも動く、嘘を言わない、正直な政権、アメリカからの真の独立、まっとうな政治、まっとうな裁判を進める政権。そのベースに置く社会保障制度を考えよう。

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