私達の子供時代、アメリカはあこがれの国?アメリカ人?お金持ち?素敵な世界の住人達のように思えて、洋服も食べ物も、笑い声も、何だか別世界?自家用車を運転する人々の国?豊かさのシンボル?だったけれど?
① 自由の女神の微笑むアメリカ
子供時代に考えていたアメリカ?敗戦国日本の子供達?ラジオにかじりついて、連続ドラマ「オテナの塔」や「笛吹童子」などを聞いていたような?
海外へゆく親戚がいて、そのお土産を大切に持っている従兄弟もいて、これが西洋?その色彩?やがて米国の西部開拓時代の農民の暮らし「モーゼスおばさんの絵の世界」などにも出会った?
でも『インディアスの破壊についての簡潔な報告』ラス・カサス著が、アメリカ先住民側の実相では?1542年(日本の戦国時代?)に書かれた、スペインの宣教師、教皇命で南米大陸での布教活動に従事した人の報告「罪のない人々が虐殺絶滅の憂き目に、その残虐・非道の限り」が記されている。キリスト者の一人として?(岩波文庫・青427-1 染田秀藤訳)
これは当時のインディオ達の絶滅への事実関係?数限りない「邪悪非道な実例」、ラス・カサスが教皇にあてた報告書。彼は6回に渡り大西洋を横断し、インディオの自由と生存権守る運動の中心的な役割を果たした?そんな運動があった事さえ知らなかった?
➂ 先住民族の絶滅
結局、アメリカ大陸の先住民達は、古いインカ帝国などの文化遺産が残っているが?でも消えた?滅んだ文明として、記録映画等に登場するけれど?ほんとに凄まじい、野生動物を殺戮し追い払うが如く?そして銀山等の過酷奴隷労働に落とされて、絶滅へと向かった記録のような。
その人々の絶滅による労働力消滅を埋めるため?次にアフリカの自由民達を捕捉、首枷足枷をはめて、海路アメリカ大陸に運び込み、家畜の様に、奴隷へと落として売買する歴史、1455年にローマ教皇から非キリスト教世界の征服、交易独占の権利を認められたポルトガル、こうして続けた黒人奴隷貿易・奴隷制度だったようだ?
➃ 有色人種のいのち
ヨーロッパの白人達の側からのアメリカ開拓史と、その裏側?先住民族を野生動物のように追い払い、殺戮の果てに、生き残った人々を過酷労働へ?その大地は、白人達のフロンティアである?西部劇や自由の女神の、その裏側の記録かも?
今、パレスチナの地では先住民?(アラブ系の人々)とイスラエル(ユダヤ系)の戦乱が引き続く?世界のマスメディアに登場してイスラエル側が言い放った言葉?人間獣=Human animalの絶滅・殲滅のための戦争宣言、その爆砕の中を日々を生きているパレスチナの子供達?金網で囲って人を閉じ込めて、ついに兵糧攻め、医療施設の爆撃・・・この事態、歴史的な悪行・先住民虐殺・その因果は巡るような?
誰かが有効にこの戦争を止める事は出来ないの?21世紀の今、出来ないの?それはなぜ?アングロサクソンたる英米・ゲルマン民族たる独・ラテン民族たる仏・このEU連合・NATO達は、こぞって、大航海時代、15世紀の先住民虐殺、その轍を踏んでいる?
⑤ 日本の戦後の政治
降り返って私達の日本の国、太平洋戦争中ほとんどすべての都市が空襲に襲われた。仙台空襲の火の色は赤く燃えて、遠い大崎平野からも見えたとか?民間人への攻撃は、東京空襲、広島長崎、沖縄戦へと続いた。
東京は122回に及ぶ空襲、特にS20/0309深夜から10日にかけての大空襲は、全焼家屋約26万7000戸、死者約8万4000人へ。そしてそれから75年後(2019)に、新宿御苑にて「桜を見る会」が盛大に催されていたのだが。岸信介の孫、時の安倍総理は主催者、でその会計・税金の流れ方は不問に付されて終わったような?
今は2024年を控えた年末、自公与党による国家財政の仕切り方、政治家=特権階級の椅子を守るための『金集め』、派閥のパーティ券の収支、裏金?キックバック?今日になって検察の捜査が入っている?
既得権益を受け取る側・渡す側の政治の目当ては?「賄賂的金目」?政治家への献金、既得権益を守りたい各業界筋?受け取る業界と受け取らせ続ける与党政治家達、その長年の流れは解明されるのだろうか?
⑥ 原発行政も同じ?
何か?この政治と『金目』の流れ、賄賂とキックバック?各種行政法人?天下り高給官僚?税金還流をいつも受け続ける1%の側、その典型ケース、先例は?中曽根さん主導の「クリーンで安全な原子力発電」、なので?あの方は国葬だったのかも?
岸田政権下で、またぞろ原発はどんどん再稼働の流れ?福島原発の汚染水の海洋投棄も続けている?国民のいのちより自分達の『金目』、どういう政治だったの?世界の海に汚染水では?地球の生態系への影響は?じわじわと出てくるだろうし?
1%の金目優先・99%の暮らしより「自分達の金目・選挙資金・政治家の椅子」。マスコミにどうとでも書かせることはできるのが自民党の実力者達だったのでは無かったの?
⑦ カーボンニュートラルより「爆砕戦争」の終結
カーボンニュートラルの進次郎だったか?地球温暖化の理由になっている空中二酸化炭素濃度?ブランケット効果?
でも空中のCO2濃度は植物の炭酸同化が多い夏場は増えるが、冬場は下がるなど?地球温暖化には、生態系を根こそぎ傷める戦争の爆砕!爆砕!の影響のほうが深刻ではないのだろうか?化石燃料禁止を声高にして、進次郎氏は?原発にもって行きたいのでは?
空中のCO2は、大気と土中細菌と生物(貝殻など)の中を動植物の活動(炭酸同化・呼吸・貝殻など)を通して循環しているので、地球上の生態系(動植物細菌など)を守る?大地の汚染と土中細菌の減少・地下水の動向、山林原野の縮小などへの対応の方が大切?ウクライナやパレスチナをみると、戦争のための爆砕!爆砕!生態系・地球環境の破壊の方が?どうなの?
そしてウクライナの戦争支援金?過剰なドル・通貨流動・インフレを昂進では?地球温暖化の中の戦争政治経済の影響と結果は?マスコミの嘘に目くらましされず?99%のいのちを守る政治へと、大きな改革の時代を迎えるための、選挙がやって来るから?
⑧ 介護保険の2024改正は問題が多い?
12月5日に改正案を出した経済財政諮問委員会・そのまま実行との宣言がすぐに出た?でこの改正案は国民負担を大きく増やし、保険税も利用料も大きく値上げでは?で利用料の2割負担は却下だと昨日のニュース?
しかし大きな問題、必要なのは医療介護の全体改革?それは日本の制度は医療と介護の重なる部分が多く、現場の医師の裁量でどっちを使うのかを決めている形?医療保険の総費用はとても大きい。生活保護ばかりつつかれるけれど?令和5年の生活保護予算額2兆7910千万に対して、国民医療費は令和2年で42兆9665千万の数字?
医療は大きく、例えば精神科の長期入院医療を欧州諸国(ベルギーなど)の改革を参考に入院日数短縮・脱薬物療法でスリム化も必至とか?何しろイタリアでは何と今から45年も前(1978年)に世界で初めての精神科病院廃絶の「180号法」が成立、実施された精神病院の廃止。この活動を主導した精神科医フランコ・バザーリアの名にちなんで「バザーリア法」として有名なようだ。
⑨ 世界の精神医療
45年前のイタリヤ、(開放、無拘束)「オープンドア」の原則徹底、病院の職員を地域の生活支援の仕組みに移し、大規模な郊外の病院を閉鎖して住民施設に転用、患者達は地域生活の中での病状安定へ。欧州諸国はこの改革にならって成功をみて久しい。
欧州での精神科は、急性期の4,5日の入院治療(危機センター的な施設)の後、外来治療で、地域生活へ家庭生活へと戻れる。日本でも医療介護改革、診療報酬改革の中で、薬物療法中心の日本の精神医療の改革、スリム化は?
薬物療法中心は?製薬会社からの薬価差益が大きく病院経営上切れない実態もあるとか?しかし精神科に限らず、薬の多さ?どこの家にも風邪など治ってもまだ残っている薬剤はありそう?薬価が診療報酬を押し上げ、無駄に廃棄されている分もあるかも?大規模製薬会社と軍事産業共同体には、いろいろと注目して、99%の市民の側のいのちと健康と生活を守る時代を切り開く。超高齢化社会の日本、認知症の予想数は?700万人とも?
薬価差益とは、医薬品の購入価格と保険者への請求価格の差額。薬局や医療機関が購入する実際の薬剤費は自由価格ですが、被保険者には公定価格で請求され、その差額は利益となります。薬価差益問題は、医療機関が薬剤を多く処方することで利益を上げることができるため、過剰な薬剤使用につながるという問題があります。
https://www.pharmacy-investigation.info/tyozaiyakkyoku/yakkyoku-kottai/yakkasaeki.html
⑩ コロナを越えて・戦争政治を越えよう
『金目次第?』の政治経済の中で、99%のいのちが失われる戦争経済、正体不明なコロナ等RNAウィルス感染症とか?大製薬会社と軍事暖業共同体の商売は大繁盛では?何か買収して、されて?何処へ行くの?『金目』の企業?大製薬会社・軍事産業の連れ行く先は?企業経営側1%の人々の『金目』?でも99%のインフレの中の暮らし・スーパーで食料品の値上げを見るのが怖い?嘘で囲わない・国民のいのちの政治では?
「いのちの政治」は「所得保障と住宅保障」と次世代育成
この時代、税金を使って、次世代育成・種の保存というか?生物学的な欲求、食べて・眠って、愛を語るような?生存の保障を叶える政治では?人類のいのちの継承?その為に、望まれてくるような気がする?
今、日本は団塊の世代の後期高齢者(75才)の時を迎えて、若い世代は低賃金不安定雇用の時代。これからの西側世界は、総じて低賃金・不安定雇用の拡大へと向かいつつある?
この時代を超えるには?低年金への捕捉の制度が緊急な課題?そしてこの不安定な気候の中で、リーズナブルな住宅政策も大切?アメリカ社会はホームレスが急増中?自助努力の社会、「自由と民主主義!」の現実が見えてくる?この時代に国民の生活水準を守る事が、日本の未来を創るのでは?
税金の流れ方、委託/中抜き/エッフェル塔/関連業者への横流しなども?見つけては国民を直接雇い入れる事業に廻し変える?新しい政治の時代を拓こう・・
新しい「社会主義」:個々人の起業活動を支援、でも公共財的な所(水道事業・医療介護・ワクチン・新薬開発/公衆衛生・国防等)は私企業を入れず?あるいは規制をかけて?あるいは公的・政府機関が握る?賃金決定方式は、ノルディックスタイル(経営側と労働者の合議)。マスメディアは市民参加の監視を必ず受ける事?最低生活保障を整える社会を?
地震国日本の原発を止める、新しい政治では?耕作地の整備・森林資源の醸成が、大地の中の細菌の繁殖をもたらし、地球上の水資源の循環を促すのかも?それが海洋の酸性化を、空中のCO2量をコントロールへの道?地球とその生態系を守り、『金目の戦争政治』から「いのちの政治」へと、大きく転換する時代では?原発汚染水の海洋投棄は不治の病を増やしてしまう?
戦争は国民生活を破壊?でも政治家達、中抜き委託族は安泰かも?99%のために、国内操業をする企業を支援しながら、生物生命の経済社会へと動く事かも?日本社会を打ち出の小槌にするな ーバラマキ外交の原資はどこから?ー | 長周新聞 (chosyu-journal.jp)
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/4788
金目の政治を変える、新しい生物生命の経済学を開こう。『金目』でなく「物流/通貨指数」。環境保全の「生物生命の再生産度」、選挙の集計を監視するシステムを考え出す事かも。
荒れた山林原野、耕作放棄地に手を入れて、食糧増産、国内物流の確保 「緑と生物多様性保全」-地球温暖化を抑える ②一生でも住まい続けられる、安価な公共住宅システム。増え続けている空き家に手を入れて、税金を繰り出して整えて行こう。引き籠りでもなんでも、動員されて手伝い、賃金を貰うシステム。そうして内需拡大に貢献だ。③今後もあり得る感染症対策は、平等で安心な医療介護システム、世界に学び効率化と質を求めながらの、税金投入事業、日本版ニューディール、税金で直接国民を雇い入れる事業を進める政権かも。
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