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政権交代後の日本は変われる?(1)

55年体制の再来?
今回の辞任劇、安倍晋三夫妻は、あまりにもおぼっちゃまと言うのか、いつも過剰に守られている?マスコミの扱いが、責任よりも、お大事では、世界は日本の国の水準を眺めている?


国内事情、安倍晋三の体調より、米中貿易戦争の行く末も心配、国際的な動きが、日本を大きく揺り動かす、それが今のグローバリゼーション、そういう時代なのかも?


動乱の時代、太平洋戦争直後には、日本のすぐそこ朝鮮半島の戦乱、朝鮮戦争で始まったのが1950年代、日本は55年体制といわれる二大政党時代(社会党と自民党)へと動いた。核の平和利用を柱にして、非核三原則、その真っ赤な嘘が、福島原発、安倍友創価族電通の時代、忖度忖度、国民の命より儲けの社会への道だったみたいな?


① 安倍晋三総理の実像
潰瘍性大腸炎、ストレス性?次の総理夫人は、何人の国家公務員を使いまわすのやら?幼児性満載の総理夫妻だったような?


安倍総理のストレス?直近は1億5千万ばら撒き河合夫妻、森友加計桜と続けた?これらは総理大臣でいればこそ、黒川賭けマージャンの検事総長で通り抜ける筈だった?安倍総理を持ち上げ続けているマスコミは、宗主国のアメリカの都合優先と言うのか、そのための国民への嘘の連続だったの?


結局は日米密約だろうか?この密約を朝鮮戦争のさ中に結んだのが、麻生太郎、安倍晋三の祖父吉田茂、岸信介なんだから?日本の敗戦直後、1950年に勃発した朝鮮戦争が、日本の世界政治上の立場を決めてしまった、と言えるのかも?


② 朝鮮戦争(1950/0625)勃発の頃
米ソの代理戦争と言われる朝鮮戦争(1950/0625~1953/0727)が、日本に日米密約を抱かせた?日本の敗戦処理と言うのか、マッカーサー占領の終わりは、サンフランシスコ平和条約だが、それは表向き、裏には4つの密約が結ばれ、それは65年間も国民に伏せられ続けての国家運営、それが平和国家日本?非核三原則の嘘が包んでいた?


朝鮮戦争の休戦協定、南北統一して独立したい双方だったし、イデオロギー対立、共産圏と自由圏、その後ろは米ソだけど、北緯38度線で分離した休戦状態が今も続いている。イデオロギー対立って、各国民の幸せへ願い、その達成の為の方法論の違いとも?21世紀のグローバリゼーション、国境を越えて人物金が行き交う時代に、左右たがいにすり合わせて、進んで行った方が、世界戦争の回避の基?かも?


朝鮮戦争は開戦後、1か月半で釜山まで追われた韓国軍を支えたのが、日本からの物資、急遽制定発足の自衛隊の援軍だった。これを戦後世界政治上の日本の役割として、戦勝国アメリカとの関係が始まった?


③ 非核三原則は真っ赤な嘘
米ソ対立の最前線と言う地理的な位置なればこそ、日本は戦略的に重要だったかも。で、朝鮮戦争を停戦に持ち込んだ1953/0727、その年末にはアメリカ大統領、アイゼンハワーの国連演説は「核の平和利用『Atoms for Peace』」、広島長崎で実験済みと言うのか、核兵器の威力が物を言った休戦協定だったのかも?


アメリカ主導の(IAEA:International Atomic Energy Agency)が翌年には国連での憲章草案の協議を開始し、1956年憲章草案が採択されて,1957/07/29に発効する。このIAEAが例外的に、核兵器に即転用できる濃縮プロトニウムの保有を五大国以外では唯一日本に許したのだが、これもアメリカの核戦略の要、中ソの真下に位置していた日本だったから?


(原発+濃縮プルトニウム)のセットで、核爆弾は一両日で製造可とも言う?しかし同時に非核三原則が国是として中曽根さんの旗振りだった。今になっては「核兵器をもたず、つくらず、もちこませず」という非核三原則、米軍は日本国内で核兵器の自由往来だったのだから、真っ赤な嘘とみんな知っている、その嘘八百の政治は、今の安倍友政治と酷く似ている?


④ 密約と日米関係の流れ
★朝鮮戦争特需:敗戦後のマッカーサーの占領中、1950/06/25に朝鮮戦争が勃発し、戦局は1か月半で李承晩の軍隊が釜山まで敗退、この事態の中で1950/08/10(S25)GHQはポツダム政令として「警察予備隊令」を編成して、日本の国を挙げての朝鮮戦争協力が要請された。兵站と警察予備隊派遣、そして国内は戦後復興期、朝鮮特需に大きく潤った。


★日米密約:朝鮮戦争勃発の翌年1951/09/08、朝鮮戦争さ中、アメリカは日本の占領を終了して日本独立を急ぎ、サンフランシスコ条約締結となる。しかしその裏側には密約〔★密1-p203 吉田密約―吉田・アチソン(国務長官)〕交換公文は、朝鮮戦争への協力をそれまで同様に独立国の体裁で継続する事を日本に求めた。(進駐軍指令から国連軍指揮下に移動)、これに吉田茂が合意したのが、最初の日米密約。
そして7カ月後の朝鮮戦争継続中の1952/04/28 サンフランシスコ講和が発効、これが日米合同委員会付きの日本の独立だった。同日〔密約2-p193 吉田とマーク・クラークの間で、口頭密約が交わされた。これが指揮権密約であり、この半年後1952/10/15に警察予備隊が保安隊へと格上げされている。〕(当ブログの指揮権密約2019/05/13・非核三原則 2019/04/04 参照)基地権密約、事前協議密約・事前協議密約も。


★日米合同委員会:(Japan-US Joint Committee)とは、1960年(S35)に締結された日米地位協定をどう運用するかを協議する実務者会議。(組織図はP87を参照、「米軍が『戦後日本』において、占領期の特権をそのまま持ち続けるためのリモコン装置」と吉田繁治(その研究の第一人者)は表現したとか。この対等な独立国の関係を外した対米従属的な政治構造を、アメリカも国際社会の表には出せなかったとか?
日本側メンバーはすべて各省のエリート官僚だが、アメリカ側はアメリカ大使館の公使(外交官)一人を除いてすべて軍人。米軍の軍人たちが、日本の官僚と直接協議して指示を与えると言う、日米合同委員会の在り方には「きわめて異常なものです」と上司に報告する公使もいる[1]、とか。世界の常識から外れたこの関係、日本国はアメリカ軍の道具みたいな?


今、アメリカに留学して箔をつける政治家二世たち、進次郎の後ろ側は、知日派だというリチャード・アーミテージ、マイケル・グリーン、ジョセフ・ナイ、カート・キャンベルら、ジャパン・ハンドラーズだとか。安倍晋三はアーミテージの言う通りに、動く人らしい?河野太郎も同じであろうか?


朝鮮戦争の最中に、アメリカは第二次大戦の戦勝国として、日本の占領状態から独立国家へとサンフランシスコ平和条約を急ぎつつ、裏ではしっかり密約を結ばしめ、自衛隊の指揮権を握り、基地権密約で日本の国土と空と海をアメリカの戦争の為に自由に使うとし、さらには事前協議で国政を指示できる体制を作り上げて今に至っているわけだ。


⑤ 自由の女神の国のメキシコの壁
それから70年後の今、ソ連邦は崩壊し、自由圏の代表アメリカ社会だが、今は貧富の差が拡大し、トランプさんのアメリカが一番!が始まっている?メキシコ国境にはアメリカの白人達と仕事を奪い合うメキシコ人達へ、壁建設の時代である。


とうとうアメリカ・ファーストは反「自由貿易」の最たる、輸出入への関税を一方的に宣言、2018/03、そして6月中国輸入500億ドルへ25%の関税、そしてWTOに中国を知的財産権侵害で提訴、米国は米企業、中国企業の行動への制約を強め、中国への先端技術情報の流出の規制となる、これが米中貿易戦争?に進んでいる?


⑥ トランプさんの米中貿易戦争
そして2018/08成立した2019年度国防授権法は、安全保障の見地から、対外外資委員会(CFIUS)の権限を強化し、中国資本による米企業の買収を制約するとともに、輸出規制法を改革し、米国資本の中国投資を規制した。自由貿易の旗振りだった筈、そのアメリカの自由の女神だったが、真逆っぽい?


更に国防授権法は、中国企業のファーウェイ(華為)とZTEの製品を、米政府機関の調達から除外するとした。そしてトランプ大統領は、世界中の戦争(アラブ諸国・中南米でも)に噛んでいる風にも見えるのだが?


今の日本もアメリカとの密約下の政治なので、国政は日米合同委員会の範囲内、これを外そうとした田中角栄、小沢一郎・鳩山由紀夫は、共に、おそらくはフェイクの疑獄で潰されている?安倍晋三総理のようなメンタルでも、アメリカ服従であれば、長期政権が叶う。この点を肝に銘じて、安倍総理のしどろもどろでも8年を噛みしめよう。


⑦ 河野太郎の役割?
この体制を受け入れる政治家でないと、内閣は潰されている?若き小泉進次郎、河野太郎はアメリカ留学と言う形で洗脳されているとも読める?河野太郎においては父親が河野談話の河野洋平なので、韓国軍と日本軍の合同部隊を編成して、アメリカの代理戦争を進めるとすれば、勘違いを誘うには好都合な人材かも?


慰安婦問題のしこりを薄める最良の人材、血統を重んじる東洋文化なので、本当の姿はどうでも、勘違いを誘う舞台には持って来いの河野太郎かも?血統カリスマの安倍晋三が、あのメンタルでも、マスコミを動かせば国民を8年も騙しとおせる?目を付けると思う?


河野談話の河野洋平の血統であれば、韓国側も軟化すると踏むこともあり得る。次期総理総裁をこの河野太郎にして、韓国と日本軍の連合部隊で中国、ロシアとの代理戦争にしたいとすれば、あり得るのかも?安倍晋三の犯罪隠蔽には菅官房長官だろうが?


⑧ 安倍晋三総理の退陣劇
安倍晋三の病による退陣には、裏があるだろう?アメリカの米中貿易戦争とその後の世界のコロナ、レバノン爆破、間もなく英国ジョンソン首相も退陣とのニュースも見られる。


政治家も使い捨て時代、アメリカのトランプさんやバイデンさんの後ろに注目しながら、この勢力の無慈悲さをかみしめて、75年前の敗戦国日本の軛(くびき)、それから今、どのようにして脱出できるのか?が日本の次世代の幸せを決めるかも?


国民生活の貧困化、不安定雇用、中小企業、街中の商売の不景気、この経済政策では深みにはまりそう。大企業の生産工場は海外移転して戻り難い?日産のゴーンさんが世界に明らかにした人質司法、お白州裁判では、世界企業が引くしかないのかも?そして欠陥戦闘機、中古兵器、トウモロコシ、日本人の血税はアメリカの当座の財布のような?


⑨ 55年体制類似の二大政党は危ない?
安倍友創価族などの既得権益者が仕切る産業構造、税金の廻し方について、IT技術は情報を世界に拡散できるかも?世界にたった一つ、先進国風にして、コロナのPCR検査を、美しい、それらしい言葉で包んで進めない国が日本だ。


コロナ無対策の国?事実に基づかない政策対応の大本営、関東軍体質の国?そして買収されれば何でもOKな国政運営に見えそうな?それをスルーし同道中の司法だし?


こういう政治と司法と経済を変えないと、若い世代はアメリカの奴隷国家状態、80億のクルーズ船に乗れる一握りの富裕層、その格差社会アメリカ追随の社会は、惨いのではないか?グローバル企業が日本の司法を避けるしかないような?非核三原則の嘘、原発の不安と、格差拡大を超える事が政策の目かも?


で日米密約を60年以上も隠したのが、55年体制と言われる社会党と自民党の二大政党体制だったかも?持ちつ持たれつ?アメリカは大量のドルを投入してこの体制を買収しきったとか?


⑩ 二大政党は既得権、安倍友創価電通族を守るかも
1955年10/13に左右の社会党が統一し、11/15に保守が合同し自由民主党として発足、日本は二大政党時代、いわゆる55年体制が確立した。中曽根さんの原子力基本法がその12月、非核三原則と原子力の平和利用を謳って、日米原子力協定は調印され、原発が日本中に配置される時代が始まる。


国是としての非核三原則、国民を騙して原子力平和利用を拡散だったし、国民は信じていた。それを福島以降の今からみると、真っ赤な嘘だったのだし?


この時代、ほんの半年間の政界の動きこそが、二大政党への動きであったことを眺めて思うのは、二大政党論は危ういかも。今回の小沢一郎肝いりみたいな立憲達の合同、今回も保革二大政党になるのかも?しかし日米密約からの脱出のためには、55年体制と同じく、騙しのための舞台装置にもなり得る?


⑪ 二大政党の危うさ
このまま選挙で自民党が勝てば、55年体制そのものであろうし、野党であるべき立民は旧民主党の菅直人、枝野、長妻昭、仕分けの蓮舫が居並ぶのだが?今の国政に対する対抗軸はどうなの?10年前の民主党は結構無知蒙昧だった?安倍官邸の忖度官僚達に、またぞろ飲み込まれないか?


小沢さんは騙されっポイかも?過度の期待をせずにかも。世界はむしろニュージーランドとか、フランス、イタリアなど、多数の政党の連立が立ち上がる時代かもしれない?それだけの経過が必要な、今の世界政治の大転換の時かもしれず、55年体制の再来を夢みても、アメリカの主流派の軛(軛)の下である。時間をかけて、準備を進めながら、長期戦の構えで行った方が良いのかも?


あの蓮舫さんの仕分けみたいな素人の口喧嘩を超えるため、専門家との連携の構築、税金の中抜き、安倍友創価族既得権が、またぞろ引き継がれないための、財政の解明、その解消の為の方法論の提示かも。税金の流し方が要、そこにはアメリカの軛(くびき)、軍事費の無駄、沢山の軛(くびき)が明らかになろうか?


⑫ 予算編成が目かも
なので、新しい予算編成に耐える構えが大切かも?政権を取ればよいのではなく、税金の流し方を少しづつ、国民の生活底上げに廻す、その頭脳部の確保かもしれない。政策の継続性をそこねずに、たとえば5%づつの組み換えでも良いかも?


使える予算が出た分だけでも、日本版ニュー・ディールを、各省庁の協力体制だろう。日米合同委員会のような構成で、国民に報告をしながら、衆人環視の会議の立ち上げも必要かも。
その中で、日米合同委員会の議事の公開、そして自衛隊に日本政府の指示を入れるためのルートを付けて、米軍の指揮権を段階的に解除してもらう事ではないか。


要は日米密約の実効性を、具体的な政策目標を追求する日本政府の行政行為を進めながら、押し戻す政権ではないだろうか?そのためには、左右を問わず、イデオロギーとは政策実行のための方法論に過ぎないとも思われる?目的を日本の真の独立におき、その最終目的のために、米国の支配を抑えながらの、日本版ニューディール、日本国の行政行為を、じわじわ、しこしこと進める政権を育てるのではないか?


今こそ、脱「自民党安倍忖度」。「正直文化」で、若い人財を励まそう。生産工場の」国内操業を目指しつつ、新しい社会保障(所得補填+居住保障+医療介護保育職業教育)のある、安全な食料を生産する農業立国、食料自給率UPの国だと思う。耕作放棄地の再生、荒れた山林原野に手を入れる国土保全、その方向で少しづつでも動く、嘘を言わない、正直な政権、アメリカからの真の独立、まっとうな政治、まっとうな裁判を進める政権。そのベースに置く社会保障制度を考えよう。


[1] 矢部宏治 『知ってはいけない―隠された日本支配の構造』P90 講談社現代新書2439 2018年12月14日

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