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嘘を通す、マスメディアの力

世界中を駆け巡っている、大メディアというのか?BBC CNN ガーディアン ニューヨーク・タイムズ? その一斉拡散に晒されている、世界中の市民、私達?国民達というのか?


その「嘘かまことか?」のニュース。ウクライナの戦乱・つい半年前までのアラブの戦乱。戦争とは、世界のマスコミの流す理由・「独裁者討伐!」「自由と民主主義!」などから始まる?正義原則で進めた筈?でも20年後にはどうだった?


① 戦争の裏側

アラブ戦乱の20年、米軍の戦費は8兆ドル(約880兆円)、その金を使って犠牲者数が90万人前後に達している?9.11の翌日(2001/0912)には、早くもアフガン派兵、あっという間のアルカイダ討伐、親米政権(ガニの前のカルザイ政権)樹立、そして2年半後(2003/03/19)のイラクへの派兵、人口3260万のイラクでは50万の死亡者だったと。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/8459/


そしてリビアへ、カダフィの抵抗と虐殺(2011/10/20)、カダフィは原油の決済通貨に、ドルでは無くアフリカの貨幣を提唱していたとか。その3年後2014、シリアの独裁者はアサド(2011/0315)、米国達は戦乱に戦乱を広げ、そのアラブの今は悲惨・苦界の海のようだ。でもその裏側は「原油利権」だったの?メジャー・国際石油資本(こくさいせきゆしほん)なの?


メジャーとは:資本力と政治力で石油の探鉱(採掘)・生産・輸送・精製・販売までの全段階を垂直統合で行い、シェアの大部分を寡占する石油系巨大企業複合体の総称。1975年にアンソニー・サンプソンが著した「セブン・シスターズ」で有名に。スーパーメジャーとは、エクソンモービル(2014年度・売上高3941億ドル)シェル(2014年度・売上高4211億ドル)BP(2014年度・売上高3587億ドル)シェブロン(2014年度・売上高2004億ドル)トタルエナジーズ(2014年度・売上高2361億ドル)コノコフィリップス(2014年度・売上高555億ドル)。


② アラブの「原油利権」

アラブ世界の悲惨?「自由と民主主義」の真逆に落とされた?「金目の社会」を産ましめて、米軍人だけがきれいに撤退していった?逃げ出したくひしめく庶民をカブール空港に「おいてけぼり」ってどうなの?米国がたてた政権のガニ大統領も、ヘリにドルを積んで、真っ先にアラブ首長国連邦に逃げ出した?


アラブ20年の残忍の後、米国は次の戦場を求めた?時代は既に原油から天然ガスの時代?でアラブは撤退し、米国CIA& NATOは、新たな利権(天然ガス利権)と戦争を求めている?今度はロシアの天然ガス?プーチンは独裁者!これも「戦争は軍産の儲け」みたいな気がする?プーチンの演説は国民の利害と共にある?ロシア国民はオルガリヒの残忍に一度は沈んだ人々だから、ウクライナの戦争の裏側を知るの?


(軍産業共同体)軍産
:政府の国防支出に大きく依存する軍部、民間企業、政治家たちが、それぞれの利益のために有形無形の連携を保ちつつ、ときにはマスコミ界も参加して、国防支出の増大を図る社会的な癒着構造をいう。この言葉(軍産)は、アイゼンハワー大統領が1961年の退任演説で軍産複合体の存在を警告して以来、政治用語として定着、一般に兵器調達は、独特な価格決定、独占的な納入手続き、厳重な機密扱いなど、通常の商取引とは異なる方法で行われるため、軍部と産業界の間で癒着が生じやすい。


③ マスメディアの裏側
マスメディア各社も大企業体、広告宣伝の大企業の意向?「金目」次第?ウクライナの戦争とアラブの戦争の報道、比べると凄い違いだから?「金目」が支配しているマスメディア?世界のメディアは?


マスメディア(コトバンク)
:(抜粋)社会的リアリティsocial realityを形成する強力な媒体・・・ほんとうに生じた,重要だ,と信じている出来事の形成にマスメディアの選択が、関係する?・・人びとが同じ情報をマスメディアから受け取るところから,マスメディアは人びとの間の公共的な媒体となり,情報の共有に大きな役割・・・」


「社会的な事件や出来事,街の声や現在の流行,世論調査の結果などの報道を通じて,人びとの意見を集約し,世論の変化に影響を・・・複数あるマスメディアの報道内容が大きく食い違うのであれば,人びとはそれらを比較考量し,自らの手で何が重要なニュースか,どのマスメディアの情報が正確かを相対的に独立して判断することが可能・・・しかしながらマスメディアの報道の相互独立性については,否定的なデータが多い。つまり類似性が高いことが知られている」と。


④ ゼレンスキー大統領と支援者ロコモイスキー

 コメディ俳優だったセレンスキーの支援者ロコモスキーというのは、衝撃ではある。この支援者はいわゆるオルガリヒで、昨年2021に、アメリカ合衆国はコロモイスキーとその家族を知事時代の不正蓄財容疑で入国禁止処分とし、ウクライナの将来に深刻な脅威をもたらすと指摘していたそうだ? 


でウィキペディアを読むと、ネオナチにも近い、典型的なオルガリヒ?凄い財力、いろいろやっている?ゼレンスキーの裏側がこの人であれば、ウクライナの正義って、嘘で包んで、「金目」で曲げる事可能?嘘?何でも可能になりそうな?本当に支援者なの?


再度「金目」とは「庶民のいのち」を使い捨てにも走る?それを目くらまし、それで「自由と民主主義」っぽくしてしまう?日本の太平洋戦争は、日本国民にとっては、勝ち戦を戦って「大東亜共栄圏」だったと思うけれど、それは広島・長崎・沖縄戦へとたどり着いたのだから?


⑤ 1+1(コロモイスキー影響下のメディア)とゼレンスキー

コロモイスキーは1+1(メディアグループ株集合)の70%を保有し、同グループのテレビ局の一つを使って、ウォロディミル・ゼレンスキーがウクライナ大統領役を演じたドラマ『国民の僕』が放送されていた。


2019年3月31日、本当のウクライナ大統領選挙に出馬したゼレンスキーは第一回投票で首位に立ち、2位には前大統領ポロシェンコがつけ、ティモシェンコは3位となって決選投票に進めなかった。2019年4月21日、ゼレンスキーは決選投票でも勝利した。(コロモスキーの知事時代とは、ウクライナでの親ロシア派騒乱の最中の2014年3月2日、大統領代行のオレクサンドル・トゥルチノフはコロモイスキーをドニプロペトロウシク州知事に任命したもの。)


コロモイスキーはロシア側が支援する武装勢力の捕獲に懸賞金を掛け、武器の引き渡しに対しても報奨金を出した。またドニプロ大隊(Dnipro Battalion)の創設に1000万ドルを費やしたとみられており、この他にアイダール大隊、アゾフ大隊、ドニプロ1、ドニプロ2、ドンバス志願兵大隊の各部隊(ネオ・ナチス?)にも資金提供したとみられていると?


何か、ウクライナの空はオルガリヒの色?旧ナチスの色、あのアウシュビッツはポーランド、オデッサファイルはその隣国ウクライナ、当地だった?ナチスの影は濃いのかもしれない?


⑥ 1%の資本家と99%の庶民
コロモイスキーの莫大な資金、それは企業活動の結果ならば、その中で働いた人々の貢献度?は、どう報われ、分配されたのだろうか?それがゼロに近い?でこのたった一人コロモイスキーの資産として蓄積されてしまうの?


自由も民主主義も、金目で縛られればどうなの?コロナ後の世界?薬九層倍(くすりくそうばい)の世界?ワクチンは世界中の市民に国家が法律を作って強制できる、国税相手の売上金?失業や貧困格差、低年金が心配な日本社会の中で、税金はここに流れるの?


食べるための仕事?雇用され、仕事に就く時、その賃金額と人事権を雇用主に握られている、そういう雇用形態が「自由主義」の国の姿?でもこれでは、雇用される側と経営側って、平等性はないかも?ブラックでもじっと我慢。それが「自由と民主主義」の姿? 


⑦ 三面等価とは

そう言えば、自由主義の経済のルールでは、経済は三面等価、①現場の生産活動が産んだ富は、②次の生産のために経営側と現場の労働力へ賃金に分けられ、企業活動と働いた人々の双方に分配されて、③次年度の生産の為の支出へとつながる筈。その三面は等価だと?


でもこの②の賃金の分と、会社側の次年度の為の予算額の間で、どう配分するのか?その決定権は、会社側が独占している。それが資本主義経済?いわば経営者の自由は最大尊重されている?なので人事権をもって、社員を会社の物差しで評価する?これではある意味、雇用される側と会社には平等は無いのかも?


⑧ ノルディック・バランス(北欧の国々のルール)

なので働いて、その利益の中からの自分の給料について、どう分配できるかを双方が参加して考える?そういうシステムは北欧のスタイル、ソ連邦成立・ロシア革命以前に確立している。それに加えて税金で社会保障を敷きながら国民の最低生活のための所得保障があれば、ブラック企業からも抜けられる?ブラックも変わらざるを得ない?


これを同盟のバカを見込まれた?会長(芳野友子さん)が平気で経営者政治の元締めみたいな自民党と懇談するのが日本の労働組合の姿なんだけど?低賃金・不安定雇用の会社、賃金は雇用側が決めるその分配(賃金)では衣食住が賄えない場合があり得るコロナ禍?国の社会保障が、最低ラインは保障する。それがフランスのエレミ(最低参入所得保障)である。


コロナ後の国民生活、その底を守る?低年金、低賃金、失業にそなえる社会保障が必要?そうして、グローバル経済の中で自国操業をする企業を育てる、食糧の増産体制?国土涵養生態系水資源を大切にする国家、そういう税金の使い方、新しい政権交代では?


⑨ 対話をするコミュニュケーション理性

今は戦争の終結へ向けての対話が求められよう。まず噓を排除しないと対話は成立しない?互い自由で平等な思考、重ね合いができるために、「金目」からの自由も大切、裏の指令に従う人はどうなの?何故セレンスキーは選挙公約を反故にしてきたのか?それを問いかけ?稼働原発の訳も?生物研究所の訳も?プーチンの派兵の訳も?それらすべてを対話に入れ込む、和平交渉かも。今こそハーバーマスがいう、コミュニュケーション理性かも?
http://b.mirai21canal.com/?eid=1020113


⑩ 生物生命の経済社会かも?

「金目」を超えて?農業は植物を育て、そのための大地の細菌など土地の豊饒化。漁業も養殖も魚場の保全・河川海洋保全がベースかも?森林原野の動植物の保全とは治山治水の仕事。これら動植物の命を守り、そのいのちと食物連鎖で繋がる人類のいのち、その連鎖、動植物を育成しつつの食糧生産の仕事、その食糧等生活物資の生産の経済?


技術革新は人手を奪うのではなく、その人手で高齢者・障碍者のケア・子どもの育成(保育・教職)。そして農業(植物の世話)・牧畜魚業(動物の世話)林業(山林と地中細菌の保全)かも。再生エネルギー資源の開発は、地球環境(動植物・生態系)と同調的な仕事社会と共にあり?


ウクライナの危機は、ウクライナを対ロシアの前線として使い廻したい?ロシアの天然ガスの流れを支配したい米国CIA/NATO?そのプーチン排除の動き?セレンスキーの裏側はこれ?日本なら松本人志・爆笑を大統領に据えて、後ろの参謀(米国CIAと美しい日本系?)が指図する政権運営図式でない事を願う?


そうではなく、日本はアメリカの腰巾着から抜ける方策込みの、台湾有事に対処だろう。国内操業をする企業を支援しながら、生物生命の経済社会へと動く事かも?日本社会を打ち出の小槌にするな  ーバラマキ外交の原資はどこから?ー | 長周新聞 (chosyu-journal.jp) https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/4788


金目の政治を変える、新しい生物生命の経済学を開こう。「金目」でなく「生物生命の再生産度」。そして選挙の集計を監視するシステムを考え出す事かも。
①荒れた山林原野、耕作放棄地に手を入れて、食糧増産、国内物流の確保 「緑と生物多様性保全」-地球温暖化を抑える ②一生でも住まい続けられる、安価な公共住宅システム。増え続けている空き家に手を入れて、税金を繰り出して整えて行こう。引き籠りでもなんでも、動員されて手伝い、賃金を貰うシステム。そうして内需拡大に貢献だ。③今後もあり得る感染症対策は、平等で安心な医療介護システム、世界に学び効率化と質を求めながらの、税金投入事業、日本版ニューディール、税金で直接国民を雇い入れる事業を進める政権かも。

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