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ガザの人々の運命?

東京の昨夜、雷鳴がとどろいて、稲妻が走る。先ほどから降り出し始めた雨が窓をたたく?まもなく11月を迎えようと言うこの夜半、稲妻がときどき夜を照らしていた・・・

① 世界の注目をパレスチナへ?

何かウクライナのニュースに目を奪われていたけれど?昨年2022/0224「ロシアの侵攻!」以来?マスメディアはウクライナのニュースの洪水、そのヒーローみたいだったゼレンスキー大統領だった?

その、元喜劇役者のゼレンスキーは、いつもカーキ色のTシャツ姿で?絶叫を続ける?西側の国々に求め続けている。「支援金!」「兵器!」を。そうして西側諸国は国家財政・国防予算から、膨大な金額をウクライナへと供出中?西側世界は過剰な軍事産業への支払い?ウクライナへのドル資金として?過剰な通貨流動が世界を覆っている、それが202223年だったのかも?

世界中のインフレ経済、貿易決済は、刷るだけじゃぶじゃぶのドル本位制?過剰通貨流動状態は昂進中・・・・?どの国もインフレ昂進中。

そのどん詰まりの中で、パレスチナ対イスラエルの戦闘が何か突然?開始された(108日)。ハマス?イスラエル?世界の主なる戦乱、イスラエルの建国以来、パレスチナの地には、国を奪われ、居住地を狭められ、戦争の続くその故郷で暮らす、492.3 (2021)のパレスチナの人々が、今いのちの危機に瀕しているんだ。

② ハマスのイスラエル攻撃?

パレスチナの492.3万人って?このうち今イスラエルが地上攻撃?水攻め?が始まりそうなガザには?現地の構えは?ガザ地域(長さ40Kの長さ、幅612K)の住民は?220万人?何人が避難できたのか?なぜにこんなに残忍な、人体を傷めるための、イスラエルの科学兵器(白リン弾)、爆撃が常態の地域なのか?

ガザ地区は、非常に人口密度が高く、塀やフェンスで囲まれ、人やモノの厳しい封鎖が続いていることから「天井のない監獄」とも呼ばれて、武力衝突があると、空爆を受けて亡くなる人もたくさんいるし、地域一帯が瓦礫になって、住宅や道路、水道などのインフラも破壊されている。でもここをさらに狙うイスラエルは、パレスチナの人々を絶滅させると公言中?パレスチナの人々を人間獣まで言いだしている?

しかしこの地に2100年の歴史を刻んで暮らすアラブ系の人々こそがパレスチナ人だろうし?裕福なユダヤ系の植民達が買い取る土地、植民は拡大し、それを防衛するイスラエル軍?パレスチナの人々は居住地を狭められつつ、70年以上に及び、二国間合意の動きも無視されつつ、圧倒的な軍事力、イスラエル常勝の戦乱が続いていたという?

➂ 宗教の?文明の?衝突!

https://www.tv-asahi.co.jp/ss/02/issue/top.html

八百万の神に手を合わせている我ら日本人達?でも宗教の争い、文明の衝突が、イスラエル・パレスチナの地を覆い尽くし?互いに相容れない争いが起きて、マスメディアはそれを世界に向けて拡散しているような?

エルサレムはイスラム教/キリスト教/ユダヤ教のそれぞれの聖地、旧約聖書を頂く「経典の民」の聖地。しかし多宗教に寛容だった、1420世紀初頭までのイスラム教スンナ派の大帝国オスマン帝国の時代には、それぞれ異教徒も租税を果たせば宗教活動は自由だったと言う、のだから?

このオスマン帝国が第一次大戦に敗戦以降、この地は英仏の委任統治、やがて英国の残酷な国境線で8分割(※英国の三枚舌外交)に至り、宗教対立、民族対立は先鋭化していったの?やがて第二次大戦後、ナチスによるユダヤの民600万の虐殺、戦勝国連合国英国の意志、富裕なユダヤ系の人々の土地の購入植民の動きの中で、1948/06イスラエルの建国へ。

参)三枚舌外交 http://b.mirai21canal.com/?eid=1020085

でもその時から当地には2100年の歴史を刻んで暮らしていたアラブ系の人々、パレスチナ人達は、イスラエル内のガザ・ヨルダン川西岸地区での暮らし(居住地)へと、その居住地を移されていったと?

➃ イスラエル国内のパレスチナ人達の居住区

その後のイスラエル内部の、アラブ系の人々(パレスチナ人)とイスラエルの争い、それはアラブ諸国とイスラエルの間の戦争に次ぐ戦争を引き起こし、そのイスラエル側の圧倒的な優位の中で、2100年の歴史を刻むパレスチナ人の生活文化・居住地域は剥奪され続け、狭められ続けていった?

「文明の衝突」?と言う言葉があった?何か抜き差しならぬ、衝突?宗教対立の様に響いたけれど?でも文明は衝突ばかりでもなく、融合もたくさん、相互交流もあり、そんな歴史もあり?

アレキサンダー大王の東方遠征はヘレニズム文明を産みだし、古代の日本だって中国文明から学んでいる筈、異文化をどう受け取るのかは、時の政治状況ではないだろうか?イスラエル建国を取り囲む政治状況は、オスマンの統治600年とは違って?大きな衝突を孕んでしまったのでは?

⑤ 「手段」を択ばず?

「文明の衝突」や「宗教対立」は色々な方向性を持って広がるのだろうか?でもそれらは?為政者の姿勢や、今や『金目の都合』で動いたり?もする?どうなんだろうか?

異文化の人々との接触もいろいろ?大航海時代を経て、古くはアフリカ大陸から、部族抗争をさせては、敗戦の住民に首枷、海路米大陸へと運ぶ?黒人奴隷貿易だった?大きな『金目』を産みだしたのは?奴隷の過酷な労働、それこそが米国の富の源泉だった時代もある筈?

英米欧州諸国は、先住民を絶滅せしめた、アメリカ大陸の大地を「フロンティア」として、開拓して行った時代を経ている?

現下イスラエル国内に暮らしているパレスチナ人には、何の罪もない?降ってわいたようなイスラエルの建国宣言であろうが、確実に日々の暮らしは狭まり、「天井の無い監獄」とまで言われるガザ地域なそうだ?

https://ccp-ngo.jp/palestine/#gaza-information

⑥ 絶滅させる事は、人類史上もう止めないと?

英米西側大国の都合?『金目』?原油?天然ガス利権?『金目の都合』。それらを覆い尽くすような、ヴェールと言うのか、呪文というのか、「宗教対立?」「文明の衝突?」みたいな気もする?

西側の『金目』の都合を背負って、21世紀の今日?の世界中のマスメディアは、無辜のパレスチナの民への、最悪の水攻め?爆砕の脅し?その実行を予告中なような?

飲料水の不足で、今汚水を飲んでいる人も大勢だろうか?子供が多く、まず子供が命を落とすような?食料の不足、人道支援の流れはどの程度だろうか?水攻めやら、兵糧攻めやら、残忍の極み、でもそのウクライナの姿勢に支持を続ける白人の国家群?

この世界の中で、グローバルサウスは、独立独歩の道、宗主国の腰巾着政治から、自国民のいのち、次世代のいのちの政治を、つくりあげてゆく、そういう時代なのでは?

⑦ 岸田政権の税制度?

そして日本政治も、岸信介の密約以来、ずーっと米国の腰巾着だったような?これから台湾有事を迎えそうなこの極東情勢、国民はしっかりしないと、危なそうだ?

現自民党政治、保守と言う言い方?何を守り?保つのかが、ちょっと不明?太平洋戦争・大東亜戦争を守るの?もっと古く明治維新?武家政治?大和朝廷?などは?どの日本を保守するのだろうか?

太平洋戦争当時なら、それは東京大空襲・広島・長崎・沖縄、インパール・ガタルカナル・硫黄島の再来でも良いのかどうか?「美しい日本」というのは?『自由と民主主義』みたいな、観念的と言うか?具体性の不足?『金目政治』との関係はどうなのだろうか?

⑧ 税制改革と社会保障の財源確保

そして税制度と経済政策?この問題について、岸田総理は何よりも経済?と言っている?増税か減税か、消費税か所得税か、それが混乱?コロナ以降の世界経済の変化、この中で、何とかして国民生活と、その命を守りながら、次世代を育て上げる政治を願うのだが?

岸田総理、23日の所信表明演説?「経済」「雇用」で、物価・インフレ抑制は?社会保障は?で、ならばここで参考になるのは、欧州社会の国内企業が発展途上国側に工場を移していった時代のフランス(1990年代)、その社会保障財源確保・新税二つを所得税で立ち上げている。このの動きが、大変参考になりそうだ?

時は日本はプラザ合意後5年程、フランスの社会保障制度の抜本改革、そのための財源の改革。それは所得増税(金持ち階級1%からは大幅増税・庶民99%もわずかながらあまねくの増税)のようだ。そしてこれで足りずに、所得増税がもう一つ1996年。岸田さんは真逆?所得減税なんだ?

★ざっとまとめるとフランスでは:

※1991年創設 CSG(一般社会保険税 7.5%)社会保障のための目的税新税

(所得をベースにする新税・(社会保険の雇用主側、被雇用者側から段階的、数回に渡って実施)・勤労者の社会保険料徴収から、税金による徴収へと次第に変化させている。)

(失業者増大の中で、国民全体をカバーする社会保障制度の財源を、給料天引きの社会保険料から、所得をベースにする所得税へと移した大改正)

この時は、いろいろなデモや反対もあったが、この大事業の方向へと、次第に移行を進めて、社会保障財源確保の方向が定まっている。失業者を支援する、税金からの所得保障制度が発足するや否や、多くの国民が利用して行ったと?

※しかし、それでは足りず(所得保障・低家賃住宅等住宅制度改革・医療の改革が大変だった)

そこでさらに1996年にCRDS(社会保険負債返還税 0.5%)(社会保険の赤字補填のための社会保険財源税)を創設している。所管のための公益法人も新設。

これが【フランス居住者全体を対象、給与・ 代替所得(失業手当/年金)資本所得(配当/利子)に源泉徴収課税され、資産所得には、その他の社会保険料とあわせて一律 5.50%】の新所得税。

増税か減税かだけでなく、その税金が国民生活のどの場面で使われるのか、双方を眺めないと。その上で、フランス国民は税負担について、困った時の為の国民生活へのカバーを眺めた上で、この負担増と国民生活への支え、両方を眺めて、国民の支持は厚いと?

所得減税は、課税ベースの大きい金持ち族が有利になる?なので国民への社会保障制度を通してしっかり還元してゆくには、1%の金持ちからの徴収を増加もあり?岸田さん、真逆の税制度改悪っぽい?

そして一時金の給付ではなく、永続できる制度の議論が必要だろう?なんとか胡麻化して国防費へ、米国の要求に応じたい?税金の弄り方、そうも見えてくるかも?

⑧ 「いのちの政治」は「所得保障と住宅保障」と次世代育成

2023年、日本は団塊の世代の後期高齢者(75才)の時を迎えている。低年金への捕捉の制度が緊急な課題?そしてこの不安定な気候の中で、リーズナブルな住宅政策も大切?アメリカ社会はホームレスが急増中?自助努力の社会、「自由と民主主義!」の現実が見えてくる?この時代に国民の生活水準を守る事が、日本の未来を創るのでは?

税金の流れ方、委託/中抜き/エッフェル塔/関連業者への横流しなども?見つけては国民を直接雇い入れる事業に廻し変える?新しい政治の時代を拓こう・・

地震国日本の原発を止める、新しい政治では?耕作地の整備・森林資源の醸成が、大地の中の細菌の繁殖をもたらし、地球上の水資源の循環を促すのかも?それが海洋の酸性化を、空中のCO2量をコントロールへの道?地球とその生態系を守り、『金目の戦争政治』から「いのちの政治」へと、大きく転換する時代では?

戦争は国民生活を破壊?でも政治家達、中抜き委託族は安泰かも?99%のために、国内操業をする企業を支援しながら、生物生命の経済社会へと動く事かも?日本社会を打ち出の小槌にするな  ーバラマキ外交の原資はどこから?ー | 長周新聞 (chosyu-journal.jp)

https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/4788

金目の政治を変える、新しい生物生命の経済学を開こう。『金目』でなく「物流/通貨指数」。環境保全の「生物生命の再生産度」、選挙の集計を監視するシステムを考え出す事かも。

荒れた山林原野、耕作放棄地に手を入れて、食糧増産、国内物流の確保 「緑と生物多様性保全」-地球温暖化を抑える ②一生でも住まい続けられる、安価な公共住宅システム。増え続けている空き家に手を入れて、税金を繰り出して整えて行こう。引き籠りでもなんでも、動員されて手伝い、賃金を貰うシステム。そうして内需拡大に貢献だ。③今後もあり得る感染症対策は、平等で安心な医療介護システム、世界に学び効率化と質を求めながらの、税金投入事業、日本版ニューディール、税金で直接国民を雇い入れる事業を進める政権かも。

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