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インドのコロナ惨状と世界

東京オリンピックは聖火リレー中だけど、世界のコロナ、旧大英帝国、米英はワクチンで越える見通しがついた?あのジョンソン首相の英国、マスク無しの生活へもどれるとか?


でインドの方は、埋葬が心配な程の死者数、酸素が不足?ワクチンは?カーストのインド社会、国民の間で身分が厳しく決められ、職業も世襲。ヒンズーの僧侶達は最高位だが、最下層の農民達、その下にアウトカースト(非可蝕民・ダリット)を置き、汚物処理等の社会の底辺を支える。


その差別は過酷で、女性は集団強姦後に殺される例もあり、国勢調査ではアウトカーストの実数把握困難、触るだけで穢れ(けがれ)が移ると忌み嫌われて、生きている人達。でも人種的には何の違いもないと。


コロナは無差別平等に人間の細胞を襲い、猛威を振るっているので、明日の食べ物に事欠く人々、非可蝕民が層をなしていて、動き回らざるを得ないインド社会、コロナは押さえようとしても、街中に次々と拡散されてしまうのかも?


① インドのコロナはカースト制度の悲惨?

参)http://b.mirai21canal.com/?cid=47554
当ホームページ:アジアの歴史:イギリスのインド支配と日本


「ケンブリッジ大学の歴史学者、Angus Maddison の推計によると、インドの世界経済の所得におけるシェアは、700 年代の22.6%から 1952 年の 3.8%にまで低下てしまった。 (ウィキペディア)イギリスの植民地経営によるインド経済の疲弊と言うべきであろう。」と。


インドの英国からの独立時、憲法起草者がアンベードカルだが、彼はカースト制度最下層の不可蝕民出身であり、「憲法上にカーストによる差別は否定され、前文では、インド国民が主権を持つ民主共和国を実現する決意を明らかにしている。公民すべてが社会的・経済的・政治的な正義、思想・表現・信条・信仰・崇拝の自由、地位・機会の平等を確保し、個人の尊厳と国家の統一をもたらす友愛を促進する」 と規定したのだった。


② 日本人僧侶・佐々井秀嶺(82)と1億5千万人の仏教徒

「しかしながら憲法ができても民衆のしきたりは変わらず、カ-スト制度は依然としてイン ド社会を支配」し続け、とうとうアンベードカルは、アウトカースト(ダリット)の差別を無くすには、自分達が「ヒンズー教から改宗して出るしかない」と考えて実行をしている。


「インドには、ヒンズー教の差別に対して、万人の平等を説いた仏教やシーク教があり、アンベードカルは仏教を選択して、法務大臣を辞任して仏教へと改宗を果たす(1956/ 10/ 14) 」この彼の呼びかけに答えて、数十万(50 万人とも言われる)の不可触民達が共に改宗を果たしたのだが。しかしこの2ケ月後に、健康すぐれなかったアンベードカル はこの世を去っている。


現在のインドには 1 億5千万(2018年現在)の彼の追随者仏教徒がいるそうだ。その最高指導者として彼らを率いるのが日本人僧侶・佐々井秀嶺(82)氏である。有名?


③ 安倍晋三とモディさんの仲をとりもつ米国?

安倍晋三は、不必要な外遊で血税を浪費していた?インドのモディさんのところに行きたがっていたような?安倍晋三は国家神道?美しい日本、かたやモディさんはヒンズー、カースト制度のヒンズー教の熱烈信者だそうだが、そういう共通項があった?


これは一見、英米の東洋の伝統の重視のようだが、東洋の忖度や年長者への敬い、上位下達の習慣を持ち上げて?植民地支配のための現地人の心理操作技術?として利用する面も指摘される。


私達東洋人は、美しい伝統と持ち上げられても、これからを生きる子供達、次世代の幸せ、利益を具体的に考えよう?上のいう事は黙って忖度ばかりでいると、何処まで運ばれる?大本営の先の大戦みたいな、あるいは旧大英帝国の夢達みたいな?伝統文化が泣いてしまう事態になるかも?


インドのコロナは、カーストの不平等の下で、コロナの検査、医療よりも、日々の糧を追い続ける人々が層を成しているのかも。これではコロナ拡散を抑えがたい?インドのコロナの悲惨は、カーストの不平等社会の悲惨を背負っている?


④ ミャンマーに米軍を入れない?
今、ミャンマーも大変な事態である。バイデン政権樹立10日目のクーデターが不思議だった?米軍が介入できないのは、インドシナ半島の人々は、ベトナム戦争を体験しており、アメリカの言う「自由と民主主義」の裏側、それを過酷に体験している筈?米軍の介入を、インドシナ半島の人々は、肯んぜず?かも。


バイデン政権の裏側はアメリカのCIAとも、軍事産業共同体とも?戦争志向の圧力が大きそう?この人達のスローガン「独裁者を倒せ」「自由と民主主義」がいつも出て来ていた?


あの独裁者ダフィー大佐、でも何故アラブ社会は、独裁者カダフィーをあれだけ残忍に抹殺しても、フセインを処刑しても、アフガンのピンラディン死亡後10年?でも、平和は訪れないのだろうか?むしろアメリカの言う独裁者カダフィの時代、アメリカ介入の前の方がリビアの生活は安らかで、豊かだったという。今は内戦の悲惨が国中を覆っている?中東の国々の、今の悲惨な国情はアメリカの9.11介入以降の、惨事なのかもしれない?


⑤ アラブの戦乱の始まり

アラブの戦乱が始まったのは、2011/09/11の同時テロ、あれからアフガニスタンへ、イラク、リビア、今はシリアへと戦争を広大したのが、ブッシュ政権以降の米国政権?


でもその30年も前(1979)にイラン革命が、パーレビ国王を排した。当時は中東きっての親米国家が、革命を率いるホメイニ師の下で「米国を「大悪魔」、ソ連を「悪魔」と呼ぶ国にひょう変」だと。東西冷戦の真ただ中で、「西(米)でも東(ソ連)でもない」とイスラム至上主義を宣言して、イスラム教徒の「覚醒」と「革命輸出」を目指し、イスラム教聖地(メッカ・メジナ)を擁するサウジアラビアに対しても「コーランのどこに王が国を治めよと書いてあるのか」との発言だったと。


同時多発テロ(2001/09/11)の10年目に、福島の原発事故(2011/03/11)だった。そしてその10年後、2021年の今は5月、コロナが世界中を覆っている。


⑥ 戦費より民生へ(砂漠の灌漑設備も?

何か、アラブの動きを見ると、アメリカの正義、「自由と民主主義」だけが世界市民の幸せの種としている?そうでない国へ軍事攻撃?派兵して滅ぼす事ができる正義って何なのだろうか?カダフィ大佐?って惨い殺され方だったが、それほどの悪人だったの?彼は「米ドルではなくアフリカの通貨での原油決済」を言い出していた人だったとか?


私が思い出すのは、子供の頃、小4だったか、クラスで「防火の標語」をみんなで考えさせられた事。その賑やかなクラスで、「火事は大工の儲け!」と考え出した友達がいた。先生はいろいろと困っていたような?私は成る程そうなの?とか思ったような?


「戦争は軍事産業共同体―兵器製造業の儲け!」に違いない。アメリカの裏側、軍事産業共同体?の、「金目の世界」かもだろうか?戦争の根には「金目」が埋まっている?「米中貿易戦争」の根っこにも「金目」はどうなの?


⑦ 命の保障があっての、ものだね?

その「金目」のために、私達東洋の黄色人達は、正義の御旗を振られて、代理戦争をさせらないように、しっかりしないと危ない時代?


憲法改正を叫ぶ安倍晋三の祖父は、日米密約を国民に隠れて結び、自らの地位をアメリカに守られ続けて、かなり愚かな孫たちでも、その特権が守られている?この一族にとって、これ以上の「金目」は無いのかも?


でも今のコロナの勢い、コロナ後の新しい感染症対策、それは医療制度の問題、自粛をするために必要なのが医療の安心だろう。国民の命の為の税金の使い方、それは社会保障の新しい形作りかも?それを進めながらのコロナ対策なのかも?


⑧ 戦争に駆り出される日本インド?

私達は米中代理戦争に乗せられず?このコロナの変異種の勢い、コロナ対策より憲法改悪言い出す自公政権、このタイミングと、筋の悪さをしかと観察しよう?


そして私権を押さえたい小池、橋下維新達、良く似た人達は、自分達の暴走をチェックできる国民の目を押さえたい?それは私達の目、私権を掛けて物事を判断する、国民の知恵?


私権を掛けて、国民達が考え出す事、それが微妙なコロナ情勢に対しての、タイムリーな反応、アンテナになり得るのかも?国の判断を修正できる羅針盤?いまだ誰も経験しなったコロナウイルス感染症だから?国が1人で決めていくのはリスクが大きすぎ?橋下、小池さん達の姿勢が、ファシズムというのか、問答無用を産んでしまいそうだ?


⑨ 「金目」より「次世代の幸せ」
軍事費に膨大な税金をつぎ込むのが、現下の世界政治?その半分でも良いから、民生に廻す政治って、どうだったのだろうか?何分の一でもアラブの砂漠に灌漑設備、砂漠を農地に変える事も有りだったのかも?


戦争の破壊力、庶民の悲惨、先の大戦、太平洋戦争のガタルカナルでは、日本の若い兵士はみんなが戦わずに餓死し、生き残った兵士の頭蓋骨も一回り小さくなる飢えだったのだから。韓国の文在寅大統領は、朝鮮戦争時の離散家族当事者だったという。


なので彼は朝鮮民族同士の戦争、結局は大国の代理戦争の中で、国民生活の悲惨は限りない事を骨身に染みている人なのかも。だからその回避のために、北鮮の肥満体、若き指導者にも呼び掛け続けているのだろう?極東における米中代理戦争には乗らない事。そういう政治がだんだんと、最も大切になりそうな、現下極東、東アジアの情勢なのかも?


⑩「戦争は軍事産業の儲け!」だから

「戦争は軍事産業の儲け!」を見抜こう?バイデン政権の国防予算は約83兆円で、トランプ時代よりも、このコロナの中で1.7%増が怖い。旧大英帝国の夢達(米英インドオーストラリア日本)は、この地域での対中国と言う感じ?防衛線として日本もインドも東洋の黄色人種だけども?あてにされている?


①アメリカの意向次第の政治が日本の今かも?国民生活はどうなる?日米合同委員会の下、日米密約?米国の核基地を願い下げるために、脱原発と広大な米軍基地の地代請求(フィリピン・韓国並み)から始めて、対等な主権国家間関係を取り戻す政権かも?脱原発ができれば、日本民族滅亡みたいな危機は回避できるかも?


② 国民主権の原則から、裁判官、高級官僚の人事権の、透明性確保→裁判官人事権を最高裁事務総局から、高級管廊の人事権を官邸から人事院へと移し、人事ルールの公開によって、安倍友菅友による高級官僚支配を脱し、裁判官の米国からの支配を脱し、最後には日米合同委員会の公開を進めよう。そのために息長く、本気で動く政治家、政権を育てよう。


③ 財政規律の確保の為に、政権交代時の旧仕分けに学び、今度は会計の専門家の協力を得ての財政精査、そして国会への報告のための委員会設置かも?その中で明らかになった、電通への無駄委託、創価の中抜き、自公集票の為の無駄補助金を見つけだし、その額で日本版ニューディールを始めようとする政権かも?


これらを妨害するのが、世界中のマスコミと日本中のマスコミに違いないので、独自のニュース発信網の構築、すべての議論を公開する、脱忖度、脱教育勅語文化の、マスコミ新設かも?


①荒れた山林原野、耕作放棄地に手を入れて、食糧増産、国内物流の確保 「緑と生物多様性保全」-地球温暖化を抑える ②一生でも住まい続けられる、安価な公共住宅システム。増え続けている空き家に手を入れて、税金を繰り出して整えて行こう。引き籠りでもなんでも、動員されて手伝い、賃金を貰うシステム。そうして内需拡大に貢献だ。③今後もあり得る感染症対策は、平等で安心な医療介護システム、世界に学び効率化と質を求めながらの、税金投入事業、日本版ニューディール、税金で直接国民を雇い入れる事業を進める政権かも。

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