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2001・2011・2021の世界政治

7月も30日、金融緩和維持の日銀の政策の大修正?これは0.25up7/20バーナンキの7月中の利上げ(0.25予告)を受けたの?

戦争経済、台湾有事のゆくへ?この日銀軌道修正?低金利環境下で海外に流出中の500兆円の緩和マネーが日本に戻る?緩和継続で金融市場安定の「アンカー」となってきた日銀の動向、世界経済はいよいよ大インフレへ突入なのだろうか?

① 極東アジアへ?戦争経済?2011年?

朝鮮戦争(1950/6-1953/727)の休戦状態以来ずーっと?緊張が続く朝鮮半島、その韓国で、2011/0101の正月の新国籍法?が施行されている。韓国1%の富裕層は海外雄飛?18才までに二重国籍から、自国籍を離脱できる?何か不思議な国籍法では?

当時の韓国、李明博(イ・ミョンバク)大統領、2013年収賄罪で李槿恵大統領への政権移動で終わる。この人は大阪生まれ、苦学の秀才で韓国の代表的企業を育て上げた人?やはりろうそくデモで退陣、この国籍離脱?日本でも芸能人など1%?も、すでに日本脱出なのかも?

そしてその頃は「アラブの春」の進行中?それで2011/12/17・午前8時半に、金正日総書記は列車で平壌郊外での現地指導に向かう途中に死亡(70才)だった。発表では急性心筋梗塞?後継の三男の金正恩は弱冠28才だった。

その2年半後の事?香港では雨傘デモが年末(2014/926-1215)迄続いて、マスコミは連日の報道だった?でその年が明けた20159月、極東ロシア?ウラジオストク?で、第一回東方経済フォーラムが開催されている。

② トランプ政権の誕生

アラブの戦乱・内乱拡大の中で、2016/1118の米大統領選は、ミセス・クリントンではなく、トランプ大統領を選んでいる?

就任前にも早速、故安倍総理との会談、英国首相、次いで故安倍首相(2017/0210)との首脳会談、その安倍夫妻が首脳会談から帰途と同時に、シンガポール空港で北朝鮮金正恩首相の異母兄、金正男が暗殺されている(2017/213)?父親金正日の死亡から52か月が過ぎていた?

あの頃の東洋社会、香港の雨傘デモ(2014/0926-12//15)から2年後に、韓国では李槿恵政権の汚職問題、大規模なろうそくデモ(2016/102017/03)が大統領を退陣せしめ、5月の選挙、大勝した文在寅政権(2017/05-2022/05)へと移っている。

そしてその前後、北朝鮮のミサイルが次々とグアムへむけて?16回も発射(2017/02020915迄?)、日本国内は騒然だった頃?英国メイ首相訪京都(2017/0831)・安倍総理の訪印(2017/913-15)と続いていた?

➂ トランプさんの中東アラブへのスタンス

あのトランプさんの在任4年間、イスラエルについては、大統領特別顧問の娘婿、ジャレッド・コーリー・クシュナー(Jared Corey Kushner)は正統派ユダヤ教徒でもあり、彼に任せた形?だった?

そししてトランプ政権の初盤、中国の習近平主席との第1回米中首脳会談(2017/406-07)の最中に、トランプさんはシリアに向けて59発のミサイルを発射している。その狙いについての記事もいろいろと出ているが・・・

https://business.nikkei.com/atcl/opinion/16/122000032/041300016/

(米国がシリアを攻撃した3つの理由)

思い出せば、当時安倍政権の動きは、メイ首相の京都訪問(2017/0830)・インド訪問(2017/09/13-15)と旧大英帝国側との会談を続け、その最中の北朝鮮の日本上空を通過するグアムへ向けてのミサイルの連続発射(2017/212915?)で、国内騒然だった頃、あの2017年?

➃ トランプ政権の4

トランプ政権(2017/0120-2021/0120)・安倍政権(2012/1226-2020/0916)・文在寅政権(2017/0510- 2022/509)・

トランプさんのシリアへの爆撃の1か月とちょっと後に、韓国に文在寅政権5月発足・2017/0522の引継ぎ・最初の米韓首脳会談(2017/0628-0702)を終えて、7/19に施政5か年計画を国内に発表へと動いていた。(当時は米韓の間に高度迎撃ミサイルTHAADの韓国への配備問題&北朝鮮の核問題の懸案を抱えていた)

そしてトランプさんのロシアのプーチンとの情報交換が?会談は2017/0710の初回から4年間で27回?そしてあの歴史的とされる北朝鮮金正恩との直接会談は3回も?そのシンガポール(2018/612)・あのハノイ(2019/226)決裂の後も、G20の帰途に板門店で文在寅韓国大統領を交えての会談(2019/630)も行われている。

https://www.nhk.or.jp/politics/articles/statement/19446.html

20192月、トランプさんと金正恩と会談は決裂?その後?米中貿易戦争へと突入ではなく?その前年には米中貿易戦争だった?トランプ色は何処へ向おうとしていたのだろうか?

⑤ あらためて激動の2017

2017年は激動の年だったのかも?トランプ大統領の登場2017/0120・金正男の暗殺2017/0203・韓国のろうそくデモから文在寅大統領の登場2017/05・彼の登場を待ってハンブルクでのG202017/07/07)。そして北朝鮮、グアムへのミサイルの連続発射(2017/2020-09?)は6か月以上続き、電磁パルスの開発も?

http://b.mirai21canal.com/?eid=1020310  当ブログ2017/0908

文在寅大統領は、最初の米韓首脳会談、ハンブルグのG20サミット(2017/0707.8)、7/15日のベルリンの演説・その2か月弱で第三回東方経済フォーラム出席のウラジオストク(2017/0906-07)へと、多忙なスケジュールをこなしていた。(改めて思う?ウラジオストク/青森間の距離は、名古屋/青森程の距離?と同じ程)

その前年(2016/1215-16)の年の瀬に、安倍総理とロシアのプーチンとの首脳会談が日本は山口県で開かれていた。(このスケジュールは2016/0903第二回東方経済フォーラム直後の公表のようだ)

⑥ 東方経済サミット(ウラジオストク)

このサミットは「ロシア及び諸外国の投資家コミュニティの創設・関係強化、ロシア極東の経済成長の可能性に対するあらゆる分野の専門家による評価、その投資可能性と経済特区におけるビジネス環境のプレゼンテーションを目的」とうたう国際的プラットフォーム?

2015年から毎年ウラジオストクで開催されていて、2020年の第6回フォーラムは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止、20219月に延期され、現在は2022年の7回を終え、第8回が2023/91013が計画中?

2017/0906-07の第三回東方経済フォーラムには、故安倍総理・河野太郎外相が出席、日露首脳会談(2017/0907)が行われ、故安倍首相は国際柔道センター起工式にプーチンと共に出席、全体会では安倍総理のスピーチも?

https://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/jrea/page1_000391.html

でも過去の官邸ホームページ、公開されていたページには今は見当たらず、関係した補佐官?は、安倍総理の退陣(2020/0916)と共に公職を解かれたのだろうか?

⑦ そして2018

201829 – 2018225日平昌冬季オリンピック競技大会(2月)への北朝鮮選手団参加、閉会式出席のため訪韓した金キム・ヨンチョル英哲党副委員長は、米国と対話を行う意向を韓国側に伝え、それに直ちにトランプ大統領は回答、米朝首脳会談の道が開けたと?この時はトランプ・金正恩会談の前である?

「(2018年)に入ると,朝鮮半島の政治は一転?『非核化』をカードに,南北及び中朝首脳会談,さらには,史上初の米朝首脳会談を相次いで実現させ,朝鮮半島情勢は,非核化をめぐる「直接対話」の局面へと転換した。」という。

この時期、韓国文在寅大統領と北朝鮮の金正恩首相は3回(2018/040509)に渡って首脳会談を行っており、前二回は板門店・9月の第三回目は白頭山(北朝鮮北部の朝鮮民族の聖地とされる山)での会談へ。2018/04/27には板門店の韓国側施設「平和の家」で「板門店宣言」を、「9.19平壌宣言」を通じ「寧辺(ニョンビョン)核施設の廃棄」の表明に至っている?

この中で?裏で?米中貿易戦争は進んでいた?米国側は対中制裁関税発動(2018/03)への動きが始まるようだ?

⑧ トランプ・金正恩(米朝首脳会談)の2019

その間を挟んで歴史的な?米朝首脳会談(トランプ・金正恩)は2018612日,シンガポールのセントーサ島で開催、朝鮮半島の完全な非核化・北朝鮮に体制の安全を保証する旨、「米朝共同声明」に双方が署名していたが?

あけて2019/228、陸路ハノイまで運んだ金正恩とトランプの会談は合意に至らなかったような?会談が中断され両首脳が帰国する。トランプ大統領の終了後の記者会見は、北朝鮮が部分的な非核化の見返りとして制裁の完全な解除を求めたが、米国がこれを受け入れなかった事、それが明らかにされている。

一方、ロシアはその5月にラブロフ外相、マトビエンコ上院議長(9月)が訪朝し、金正恩党委員長とそれぞれ会見、活発な要人往来を展開し・「第4回東方経済フォーラム」(2018/09/11-13・ウラジオストク)では、露・朝・韓の3者による経済協力についての話し合いへと進んでゆく。

⑨ 朝鮮半島の安定と統一は?

しかし、あらためて2018/322、トランプ大統領が中国製品に対して通商法301条に基づく追加関税措置を発表したことを皮切りに米中貿易摩擦が始まっており、対中制裁関税発動へと動いていたようだ?

その前後?金正恩は、米朝首脳会談開催の見通しが立つと,2018/032528日に訪中、その後56月にも訪中して習近平国家主席と会談、米朝交渉での立場・方針への支持を得ている。

第二回の米朝首脳会談はハノイ、これが実らず?だった。朝鮮半島非核化に欠かせない北東アジアの安全保障環境づくり、朝鮮戦争終結のための平和協定締結に向けた米国と南北朝鮮の合意、そして米中と南北の4者会談の開催など、南北の板門店宣言(パンムンジョム宣言)に盛り込まれたプロセスの前進は見られず?

トランプの任期後半の20182020・退任(2021/01)まで、米中貿易戦争が開始していた?その中で2019年末に武漢のコロナ感染拡大、そして台湾・韓国・日本へ、ほぼ同時にイタリア、欧州へとコロナ禍が広がったのだった?

⑩ 20192020の米国政治?

何か、北朝鮮の核保有をどう阻止するか?それが世界の平和という勢いのトランプさん・米英達と西側世界だろう?マスメディアの論調もそればかり?その道筋が世界平和?日本上空へのミサイル連射も生々しい時代の中だったし?

でも?※戦後の北朝鮮への制裁は?:アメリカ合衆国は、1950年から2008年まで対敵通商法に基づき北朝鮮との貿易を制限し、2008年以降は国際緊急経済権限法の適用対象国としており、2016年には「北朝鮮に対する制裁及び政策強化法」(NKSPEA)を成立せしめ、制裁対象の個人・企業を拡大させている。

こうした制裁の解除と、核の廃棄・廃絶が天秤にかけられ、トランプさんは朝鮮半島の核廃絶を?金正恩は制裁解除を?それを巡る外交交渉?だったの?そのトランプさんの北朝鮮政策?その枠組みを、評価する観点、視点にとって?2019/02~の合意の不成立、その流れはどうだったのだろうか?

⑪ 核廃絶・5大国は廃絶を問われず

下図の国別の核弾頭数の表を眺めれば、ロシア・米国はダントツの保有数、問題の北朝鮮?この図を見ると、北朝鮮は米国の1/275・ロシアの1/300の核弾頭所有数だ?なので275倍もの核保有国米国が、北朝鮮に核廃絶を迫っている?その見返りを、経済制裁解除としてぶら下げているような?

今ウクライナのゼレンスキーは、世界中から兵器と傭兵雇い入れ資金かdこうか?膨大な供出金を呼び掛け中。世界中のマスメディアの、その拡散は連日かも?旧大英帝国とその植民地群(英米+カナダ+オーストラリア)+NATOEU+日本は国家財政の2割?3割の国防費をウクライナへと供出させ中・兵器の供出の総量はどこまで?

連日の兵器爆砕・爆砕消費?軍産はウハウハだろうが?世界市民、99%の血税を、そう爆砕消費でも良いの?そう問いかけたいほど?

⑫ この核弾頭数を見れば?

思い出せば、2001/9.11以降の英米軍のアラブへの派兵?その20年間のアフガンの悲惨。米軍人の死者は2400人、米ブラウン大の研究チームは語る。米国の「911」後の20年間で、一連の対テロ戦争の費用は8兆ドル(約880兆円)、そしてアラブ全域では、戦争による死亡者数は90万人前後だと。

何か『金目』の多さ、米国のドルが世界のマスメディアを支配中?「自分が絶対正義!」を作り上げれば、どんな戦争も正当化され得る?北朝鮮の核弾頭数と米ロの核弾頭数?1/300なんだけど?『自由と民主主義!」のためなら?これで良いのか?何でもOKか?

世界中の市民は、マスメディアに乗せられず?自分達は核兵器を大量に持ち続け、小国を威嚇し続けつつ?その為に小国に所有はさせず?こういう論理かも?そんな気がする?

マスメディアを『金目』で動かして通そうとしている感じがする?何か、大国の為の「正義原則」、「自由と民主主義!」が、世界中のマスメディアから流れてくる?北朝鮮はこの論理に抗しているのか?どうなんだろうか?

⑬ トランプ以降の戦争政治

現米国大統領は、オバマ時代の副大統領、そのバイデンさん、トランプさんは選挙戦に敗れた。そうして日本は岸田総理・韓国は尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の登場へと動いた?

今や韓国も日本も高学歴社会となっている。しかしやはり不安定雇用、雇用格差が大きく、安定雇用層と不安定雇用層の格差は?拡大中?安倍・菅総理後の岸田総理・文在寅後の尹錫悦(ユン・ソンニョル)韓国大統領の現在、共にそれぞれ外遊を重ね中?トランプ大統領退陣(2021/120)後1年半後の(2022/708)、安倍晋三元総理は銃弾による暗殺(蜜月だった宗教団体・統一教会の1億献金信者の長男?による)された。

そして今や韓国も日本も高学歴社会となっている?そして若者の不安定雇用、雇用格差は開き中?ウクライナ戦争と世界中のインフレの昂進の中、この戦争経済の動きの中で、これからやって来る物価高・天災地変=台風と地震?コロナも心配なこの夏空ではないだろうか・・・・・・? (2001・2011・2021の世界政治 へ続く・・)

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