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コロナ後の世界像?G7

先進7カ国首脳会議(G7サミット・ジーセブン)が声明を出して終わり?G7とは、 Group of Seven の略で、フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダの7つの主要な先進国のこと、この7カ国と欧州連合の首脳らで毎年開催される国際会議。G7の中に欧米以外は日本だけ。


「G7・財務大臣・中央銀行総裁会議では、世界の経済・金融情勢や国際通貨制度、金融規制・監督などについて意見交換」だが、G5と呼ばれていた先進5か国にカナダ、イタリアを加えて、1986年(昭和61年)から開催されている。


今会議は韓国の文在寅大統領が厚遇をうけ、日本との会議がセットされた筈?会場の英国コーンウォールはグレートブリテン島の南西端、ホストがジョンソン首相なのが、いかにも?


① コロナ下の東京五輪を支持?

アメリカも英国も、東京五輪への選手派遣を渋っていた昨年から、ワクチン開発を受けてなのか?五輪賛成へと転じた?ワクチンは急ぎ足、安全性というよりも、ワクチン接種拡大で乗り切りたいと言う感じだろうか?


G7の動き方、その内容は、バイデン大統領の米国が、相次いで先行して、発表する姿勢だとか?中低所得国への巨額のインフラ投資も12日の協議開始前に公表し、米政府高官は「選択したいと思うような、(中国とは)別のビジョン、アプローチを各国に提供したい」と強調しながら先行発言していると。


世界へのワクチン供給も、米国が5億回分の寄付をいち早く表明、米国には、影響力を強める中国に代わって民主的で透明性のある選択肢を世界に示し、各国を「民主主義陣営」に取り込みたい思惑があると。陣営を率いる指導力をアピールしている形?英米がワクチンを囲い込んでいた事への批判に、対応しているとも。


② 「民主主義」と「専制主義」

オバマ政権の副大統領だったバイデン米国大統領だし、そのアピール、中国の「一帯一路」は相手国を借金漬けにして縛る形の独裁だと言っている?その実態、実例を他の国々と比較衡量してみないと、その程度はわからないだろう?でも中国の「専制主義」に対する、アメリカ側の「民主主義」という感じ?


でもアメリカの民主主義、今のアメリカ産業や富の源泉は、長年の奴隷の労働、そしてアメリカ先住民を追い払った豊かな大地とも見える?奴隷は1619年の江戸時代の始まりの頃から、ポルトガルから全欧州国家、北欧諸国も含めて奴隷貿易、三角貿易を続け、沢山のアフリカ自由民を奴隷に落して奴隷労働を強いた。その富が今のアメリカ社会の富の源泉?


有色人種、黒人は売買され、奴隷主に強姦されて身籠り、その子も奴隷として売られるという世界、現在のアメリカの黒人系市民の来歴?それが明治維新の頃まで250年間も?奴隷貿易で栄えた港町(イギリスのリパプール・フランスのボルドー・ブリストル?)、民主主義は白人社会だけのものなの?


③ 世界の常識?

アンクルトムズキャビン(トムおじさんの小屋)を子供の頃に読んだが、あれは博愛主義者の書き方だとか?人間を売買する残酷、歯並びを唇をめくって品定めする絵があった。昨年のBLM(黒人の命だって大切だ!)の大デモが巻き起こったばかり?


なので現在もアメリカの黒人達は、無抵抗というジェスチャー、ホールドアップを、まず最初に母親から躾けられるのだとか?でないと銃を向けられるんだとか?いまアジア人にも理不尽な暴力は絶えないような社会。


白人社会の常識と、私達東洋社会やアフリカの常識には隔たりも有りえるだろうが?今の世界の「物差し」は誰が作り上げているのだろうか?世界の強者の「物差し」なのかもしれない?G7の「物差し」も、いろいろ時間をかけて、揺り動かされる事も有りかも?


④ 文化はいろいろ

東洋的には、忖度とか互恵互酬とか、案外相手を全否定できない?だから独裁を許すのかもしれないが、良さを見つけて繋がる互恵互酬にも通じている?紛争は戦争でしか解決できない、国際紛争は戦争で決着をつけてからの妥協点という、この発想を変える「互恵互酬」もあり?


でないと、国家の血税が防衛費に膨大に流れる?そして戦争は軍需産業の儲け!防衛費は費用対効果を厳密には問えない、市場原理を問えない世界、勝つために何でも有りになって行く?


国家の血税が、防衛産業の儲けに流れ、感染症のパンデミックでは製薬会社に流れ、その国家と大企業の癒着、既得権などと?それが今の世界政治かも?結局大製薬会社のワクチンへ、中国の独裁体制の転覆を目的に軍需産業へ、アラブのカダフィやフセインを理由にして、戦争へ、軍需産業へと血税が流されたと思う。その血税を、国民生活基盤整備に廻せたら、随分うるおう筈?


⑤ 格差が拡大する今の経済社会?

日本では企業が多くの国民を安定雇用者として雇い入れる時代が終わった。グローバル競争社会に入り、必要な時期だけ、低い賃金水準にして、グローバル競争に勝ち残りたい?


そして大企業、世界中のマスコミを支配するマスコミ関連、日本は電通創価が支配している。そして世界中の大企業が、官僚や政治家との関係を付けて、税金を受け取り、中抜き、委託事業、それを取った方が勝ちみたいな、政治と経済になってはいないだろうか?


この社会の中で、自由って難しい?マスコミをコントロールする力が、国民の意識も操作できそうな、一種のマスコミ独裁体制みたいな時代になっている?


⑥ 次の冬はコロナでなくインフルだと?

なので、このコロナの中でも、ワクチンの副作用も不明でも、東京五輪はG7達に許可証を貰ったみたいなニュースになるのかも?犠牲は、アスリートと日本国民だろう?でも今後のマスコミニュース、政府の姿勢は、観客も欲しいとか?「金目」で膨れそうな?


本当はワクチンの副作用をデータで確かめたい?なぜこの冬はもうコロナではなくインフルエンザとの予測なの?インフルエンザとコロナの関係を不明にして、コロナ防戦の戦略は立つとも思えない?


アメリカ社会の現実、コロナを逃れるにクルーズ船を買う富裕層、売れ筋の価格帯は実に10億円から60億円とのニュースだった。そして多くのアメリカ国民は、ホームレス状態へと落ち込む流れ、フードスタンプ利用者(生活保護の食事券)も増加中。自己責任社会、アメリカの「民主主義」って、強者の民主主義、多くの一般国民はどうなのだろうか?


⑦ でもワクチンを10兆円、それも血税から

でも今回のG7は、まず太平洋インド洋上の、中国への軍事対抗的な軍事同盟強化、次に発展途上国へのワクチン10兆円のようだ?税金は国民の血税、納税者は何処に居るの?そして発展途上国のそれを受け取る側の国民に対しては、ワクチン効果と副作用の説明、情報開示はどうするの?


独裁と民主主義?世界中のマスコミの一斉拡散、この図式が怪しくは無いだろうか?何か、間もなく100歳を迎えるエリザベス女王「楽しそうにしないと」といったとか、G7の記念撮影?この台詞が「受けた」とか?


なぜ受けたの?楽しそうにしないとダメな時、でも本当はどうだったの?専制主義を撲滅するための民主主義って、美しい日本と似ている?アラブの独裁者、フセイン、カダフィを抹殺しても、アラブはかえって酷い戦乱状態だから?どんなものさしで、独裁と測れるの?


⑧ G7の声明

何か嘘の臭いがするG7の声明?その日米仏豪はこの5月11-17日に東中国海で合同軍事演習を行っている。


それは①ハイグレードの装備 ②釣魚島の1000キロしか離れていない場所で「離島奪還」の陸海空多兵種共同作戦。ヘリによる強襲、市街戦、上陸作戦の訓練だと。 ③欧州の大国、フランスの艦隊が遠路はるばる訪れ、初めて日本の本州と東中国海における軍事演習に参加、それからまだひと月だ。何か「インド太平洋戦略」、軍事同盟的動き、それがメインテーマみたいなG7だったかも?それで韓国が呼ばれた?


⑨ 市場原理の矛盾

早速、一帯一路への対抗を、太平洋上での軍事訓練では、怖すぎ?戦争は軍需産業の儲け!だから。国境の緊張、戦争への道を歩まずが安心、安堵かも。アラブから太平洋海域へ、インド洋、アジアへと戦場を移さず、そして多国間の互恵互酬、その綱引きの方が国民の命と生活の為?


ワクチン開発も市場原理での競争では、人間の命を的に金儲けになっている?今回のコロナワクチンは、安全性よりも、開発の迅速化、それが一番なのかどうか?治療体制、医療制度を整える事に税金はどうなの?医療技術は「世界の公共財」という習近平。パンデミックへの対応には、競争より国民の命、金目より人間、開発技術、情報の公開かも?


⑩ 白人の、白人による、白人の為の政治?

日本は、G7という白人国家の腰巾着、東洋の日本なのかどうか?日米密約下の日本、人種を超えて、平等な命の重さが大切なのに?アジア、アフリカの人間の命,ただ同然の簒奪を超えて、アジアの富、アフリカの富、アメリカ先住民の富、それぞれの命を、大切にする政治かも?


それがコロナ後の社会づくり、アジア人、アフリカ人、みんなのいのちの為の政治かも?


なのに「英政府は開催に当たり、各国代表団の人数を抑え込んだほか、記者団の取材機会も厳しく制限。首脳の記者会見もほとんどがオンラインで行われる見通し」そして英国は「今回のサミットにメンバーでないオーストラリア、インドのクアッド2か国と韓国を特別招待した。」と。クアッドこそが太平洋インド洋上の戦闘、戦争態勢だから、今回のG7、軍事的会議っぽかった?


多分朝鮮戦争直後のアメリカアイゼンハワ―大統領の国連演説、原子力の平和利用は「駄法螺(だぼら)」だった?「駄法螺(だぼら)」も通ってしまう?大国の力?チェルブノイリ、福島の事故は何を語っているのだろうか?戦争で勝つ事が、人命よりも大切になってしまう、戦争による政治決着だから?


荒れた山林原野、耕作放棄地に手を入れて、食糧増産、国内物流の確保 「緑と生物多様性保全」-地球温暖化を抑える ②一生でも住まい続けられる、安価な公共住宅システム。増え続けている空き家に手を入れて、税金を繰り出して整えて行こう。引き籠りでもなんでも、動員されて手伝い、賃金を貰うシステム。そうして内需拡大に貢献だ。③今後もあり得る感染症対策は、平等で安心な医療介護システム、世界に学び効率化と質を求めながらの、税金投入事業、日本版ニューディール、税金で直接国民を雇い入れる事業を進める政権かも。

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