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福島のトリチウム汚染水・海洋投棄?

菅総理、福島原発の汚染水の海洋投棄を来週までに決定すると?で、マスコミの報道は、福島の放射能は風評被害だとの拡散だが。大前研一氏などと、合唱のようだ。


あれから10年、あの時は民主党政権発足の2009/09/16,3年3ケ月間のちょうど中間点だったのが、今から思うと不思議だ。1年5か月25日目目に原発事故が起こり、菅総理だった。あの後半年で、隠れ自公だった?野田佳彦総理に交代して、それが翌年の暮れまでだった。


であの時の広報官は枝野さん、事故の真相、国民の命と健康への影響について、今となっては良く分からない?真相は何処まで?という感じも?で今、福島の汚染水の海洋投棄の提案?福島は風評被害だと言う声は、マスコミの大合唱でも、国民の健康への影響も比較した調査結果もないのだし?


① 大前研一氏の見解

「福島第一原発でメルトダウンした核燃料を冷やすために注いだ水が建屋などの地下にたまり、そこに地下水なども流れ込んで汚染水が生まれている。これに対し、多核種除去設備(ALPS)を使ってセシウム、ストロンチウムなどの放射性物質をおおむね取り除いているが、トリチウムは除去することができない。」と。


で、「エネルギーは非常に弱く、人体や海産物に蓄積されることはないとされる。この処理水を遠く太平洋の中で薄めて、生態系に影響をなくなるようにする。それしか方法がないと思う。」とニュースだが。しかし民主党政権時の総理、鳩山由紀夫氏は、トリチウムの除去技術は開発中で、その見通しがあると言うのだが?


そして福島で使用する多核種除去設備(ALPS)という放射能除去設備、2018年に原発敷地内に設置の3台のALPS、汚染水処理の失敗、それが明らかになり、その9月28日、東電は数十万立法メートルものALPS処理済み貯蔵水に、排出基準より高い濃度の危険放射性物質が含まれていたことを認めた事もある?これでは今現在出来ている事と、できていない事、自分達のみらいへの時間軸をもって検討が必要だろうか?


② ALPSによる汚染水処理の失敗とは

2020年、東電はタンクの水全体の72%にたる78万m3が再処理されると報告。しかし、多核種除去装置(ALPS)の性能に問題があるようだ。英国の原子力技術コンサルティング・エンジニア、故ジョン・ラージ博士の調査結果に基づいた、2018年のグリーンピースの報告書に指摘が出ている。


2011年に汚染水中の多種類の放射性核種の濃度を検出し、限界以下まで低減できることを示した米国・ピュロライト社のイオン交換技術を、東電は採用しなかった経緯が詳述されてある。でピュロライト社はイオン交換技術に関する数十年の経験を持っていたが、東芝と日立ジェネラルニュークリアエレクトリック社(HGNE)はほとんど持っていなかったと。


このALPSの欠陥により、処理済みの汚染水の72%は再度の処理が必要となっていると。機種選定上のミスなのか?これも「金目」の選定でない事を祈るが?


③ トリチウムの人体への影響

「トリチウムの半減期は12.3年で、リスクが相当低くなるまでに100年以上かかります。体内に取り込まれたトリチウムが半分になるまでには10日程度かかります。放つエネルギーは非常に低いものの、体内に存在する間に遺伝子を傷つけ続ける恐れがあります。また、体内で有機結合型トリチウムに変化すると体内にとどまる期間が長くなります。」と。


考えて見れば、地球上の生物、生態系全体は、水の循環と共にある、誇張ではなく命の源とも言う水である。海水に紛れて太平洋をさまよう重水素(トリチウム)ではないだろうか?人間の体は成人で60-65%、赤ん坊は90%までが水、トリチウムと言う水素の一種、重水素は、生命の代謝活動の中で、水として海洋生物の細胞内にも紛れ入るだろうから、内部被ばくリスクと言う指摘は、そういう事だろうか?


再度、地球上の生物、生態系全体は、水の循環と共にある、その真ただ中を彷徨う重水素(トリチウム)ではないだろうか?すべての生物の食物連鎖、食べて食べられる命の循環の大元は、海の植物プランクトンだから?


④ 原発安全のための天下先よりも

海の水は世界に繋がっている。福島で投機された汚染水は、黒潮に乗って太平洋の対岸、カリフォルニアまで流れ着き、その間にはどれだけの海の生き物たちにであうのだろうか?生態系を浸し続けるのだろう?


重水素なので、海の水の中の水素として、太平洋を循環し続けて、海洋プランクトンに取り込まれ続け、すべての地球上の生物(動植物・魚・クジラなど)が、その中を生きるのだろう。海水が雲になり、陸上生物の上にも降り降り注ぎ、全地球上の生物は、その水を潤滑油のようにして生命を廻す、それが地球上の生き物たち。それをどう傷めるのか、その可能性は否定できないだろう?


この重水素(トリチウム)の除去技術開発が先が見えているとの、鳩山前総理の情報は、世界中にとって重要情報だろう。ならば世界上の生物、人間も思わぬ若死など引き起こさないように、日本の政権、国民、世界中は、今は海洋投棄ではなく、思案が大切かも?


原発の安全のためという名目で、高級官僚の天下り先になっている、原発維持の為の特殊法人、私達の血税が膨大に流されている。毎年流されているこの金額を、除去研究に廻す、生態系の安全の為に、汚染水の保管場所を確保の上で、除去技術開発へ全力を挙げる事もできる?政治の選択だろう?


⑤ 福島の汚染水処理

肝心なのは、トリチウム(H3)この重水素の、生物圏に与える影響だろう。環境放射能安全研究年次計画において研究課題として取り上げられたそうだが、長期の研究実績に基づいた報告書が公表されているというのだから、確定的見解とは言えない段階だろう、異論はある?


今汚染水が海洋投棄されたならば、黒潮なのでやがて太平洋の反対側、アメリカ合衆国の西岸に、カリフォルニア辺りへと弧を描いて流れる?黒潮は暖かいので盛り上がるようにして、流れていく海流らしい。そうして世界の海に放射能をまき散らす事をせず、当座のタンクの保存場所を確保しながら、研究開発を進める政権ではないか?


米英の東京五輪への反対の根は何か?日本政府は世界中を敵に回しても、税金を自分達だけにしゃぶじゃぶに固執ではないのか?国民の命より、嘘で包んで、悪政を進めている?世界の海、世界中の生態系が、人間の生命を支えているのに?


⑥ さかな食文化の日本かも?

魚を食べて育った私達。秋刀魚、鰯、サバ、イカなどと。そういう食文化の民族が私達なのだから、海の魚の安全確保、食の安全が、良い政治の方向のような気がする?アンダー・コントロールと言って、東京オリンピックを招致した、安倍総理の嘘は、世界をぐるぐる廻っている?


世界は、嘘で包んだような東京五輪を、どう見るのだろうか?嘘で包んだ日本の原発政策ではないだろうか?原発の安全のためという名目の、高級官僚達の天下り先、公営法人を20以上も作り流している税金、この公益法人、天下り先の高級官僚側の、汚染水海洋投棄への見解を聞きたい?安全って何なの?


汚染除去技術の開発の為に税金を廻さず、自分達の「金目」が一番族?国民の命、食生活、世界市民の命、地球環境のために、税金を適切に使わなかったのが、日本政府の10年だったような?それが世界へ向けて発信されるような?


⑦ これで終わりでなく、また続く?

「下水汚染が未解決のまま蓄積し続ける汚染水問題には終わりが見えない。阿武隈山地から敷地内に流入する地下水の量は、サブドレンや地下水バイパスによって減少しており、2019年の平均日量は180m3である。しかし、2019年10月の台風19号の際は650m3/日を超えた。汚染水の総量は、2022年夏までに137万m3に増加すると予想されている。」


なので、元を絶つ事かも。トリチウム除去技術開発に税金を投入し、事故の全容を明らかにし、事実を踏まえた対策。創価電通の仕切るニュースを超えて、中抜き、委託、天下り用の税金を、除去技術開発へ、汚染水の格納土地の確保、そのために廻せば?


「炉心溶融物が、流入し続ける地下水にさらされ続ける限り、汚染水の問題は続く。地下水侵入を防止できなければ、2030年までにはさらに50万〜100万m3の汚染水が追加されると推定される」そうだ。どんど溢れそうな?元を絶たないと。


⑧ 汚染水保管場所の確保、そして処理技術開発

重水素とは、海の水の中の水素として、半減期が12年半。海洋投棄されて、太平洋を循環し続けて、海洋プランクトンに取り込まれ続けるだろうか。すべての地球上の生物、同植物・魚・クジラなどなど・海水が雲になり。陸上生物の上にも降り降り注ぎ、地球上の全生物が、その生命を傷める可能性は上がっていく?


地球上の生物、生態系全体は、水の循環と共にあるという事は誇張ではないのだから。この中に紛れて彷徨う重水素(トリチウム)ではないだろうか?この除去技術開発が目に見えていそうならば、なおの事、世界上の人間の命、動植物の命の安全の為に、汚染水の保管場所を何とか確保して、除去技術開発へ全力を挙げるために、税金を廻すべきだろうか?


黒潮はやがて太平洋の反対側、アメリカ合衆国の西岸、カリフォルニア辺りに到達すると予想される。黒潮は暖かく盛り上がるようにして、流れて行く海流らしい。世界の海に放射能をまき散らさず、重水素(H3)、半減期は12.3年。


⑧ 国民、世界市民の命の選択かも

今なすべき政治判断は、公益法人につぎ込んでいる税金を、トリチウム除染の処理技術開発に廻し、それまでの間の汚染水の保管場所を確保する事ではないだろうか?


トリチウム(H3)は、他の放射能物質に比べると放射線量が小さいので、規制が緩くて良いと言う事になっている。しかしH3なので、普通の水(H2O)の中に海中で入り込んでいくので、生物体も人間も、その体内はほとんど水なので、細胞活動中に取り込まれる確率は高いだろう?他の物質は代謝の外側からだが、トリチウム(H3)は細胞の中、細胞内代謝の過程で、内側からの被爆なので結構怖いのだろう?生物の代謝過程で、生物をじかに痛める?


トリチウムは、ストロンチウムなどとは、違う生命体への、危険さがある?国境を超えて流れる黒潮に乗せない、その手前で頑張る政権を、次の選挙で選び出す事、菅総理もそういう決断ではないだろうか?


①荒れた山林原野、耕作放棄地に手を入れて、食糧増産、国内物流の確保 「緑と生物多様性保全」-地球温暖化を抑える ②一生でも住まい続けられる、安価な公共住宅システム。増え続けている空き家に手を入れて、税金を繰り出して整えて行こう。引き籠りでもなんでも、動員されて手伝い、賃金を貰うシステム。そうして内需拡大に貢献だ。③今後もあり得る感染症対策は、平等で安心な医療介護システム、世界に学び効率化と質を求めながらの、税金投入事業、日本版ニューディール、税金で直接国民を雇い入れる事業を進める政権かも。

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