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森元総理達・東京オリンピック・そして地震

とても長い時間の横揺れだった、福島の原発事故の時を思い出してしまった。こういう地震国で原発再稼働、原発依存のエネルギー政策が怖い。森元総理の日本オリンピック委員会(JOC)会長退陣後から、川淵さんへの禅譲、その撤回だが、これからどう決める?


原発政策もオリンピックも、よく似ている「自分達だけに税金廻し」のような?クリーンで安全で安価な原発と国民は思っていたのが、福島の事故で原発の安全性は大嘘、そしてオリンピックは世界のスポーツの祭典、スポーツマンシップとか思っていたのが、本当は儲けが一番、米国NBCは入場式の生中継で、兆の単位のお金を動かすらしい?


だからその真ん中の東京の会長には、森元総理に座っていてほしかった?


① オリンピック総費用

「開催費用は、招致段階での73億ドル(約7600億円)だったものが日本政府による2019年の監査では260億ドル(約2兆7200億円)へ収拾不能なまでに膨れ上がった。さらに2021年への大会延期費用の約30億ドル(約3100億円)が追加され合計で約300億ドル(約3兆1400億円)になろうとしている。日本の五輪招致活動に関しても票の買収疑惑が長年の間、飛び交い、フランス検察がこの件で調査に入ったこともある」と総括しているのは、米NBC。


でもその米NBCは、この総括後の12日には、2021/07/23予定の東京オリンピック入場式を生中継、時差にも係わらず初めてを発表している。この契約金がハンパないけど、森元総理を外してからの契約なのかどうか?


要は、アスリートの頑張り、美しいスポーツの祭典を表看板にして、巨額の資金がうごいて、自分達を潤しているのかも?国民の血税と無償のボランティアに乗っかって、関係者だけが潤うのが東京オリンピック。これが今の日本の政府機関、その行動原理なのかも?


② 地震の程
するとこの大きな地震の影響、日本は時々これを迎えるのだし、この福島関連の事故対応のずさんさが、チェルブノイリの事故対応と比較すると、本当に良く浮かび上がってしまう?


今の福島原発が何処までどうなの?何が残っているのか、それへの対処。世界の海と環境、人類の食糧問題にとって、どうなの?日本の国は福島の後始末、何をどう進める事が、国民の命と健康、世界市民の命と健康にとって大切なの?


オリンピックで世界中から人が集まってきて、コロナやら原発やら地震やらと、この国の政治、政府の方針が、世界中から注目されていそうな?


③ 国民の命への手当ては? 

もしコロナに感染したら?そう考えてみても、行きつけの医院では検査はできないだろうし、症状が出て来た時には、何処に行って検査を確実にしてもらえるのか?料金はどのくらいか?隔離先は何処で、そこでの生活?入院が必要ならどの病院に入るのか、仕事先との関係?家族感染も多い今は、自宅待機も多いのかもしれない?


いろいろと、コロナへの対処について、安心しては居られないのが、今の生活。マスコミは感染者数、死亡者数を毎日トップニュースにするのだが、何よりもインフルとの比較、感染者の年齢や合併症の構成と動向、超過死亡率みたいな、例年の傾向と比べた上で、コロナの実像を描き、浮かび上がらせる事をしない?


オリンピックとコロナ、オリンピックと地震、肝心の政府が、国民の命よりも、裏で動く巨額な資金、税金がベースのオリンピック資金、これが一番?森元総理もそうだろうし。国内は貧困と失業に覆われそうな国民生活になっている?なのでこれら資金の透明な流れが大切かも、国民の血税がらみ。予約券は18%だけうれており、その変換の事務費が発生だろう。


④ コロナへの対応、医療制度の整備かも

そしてコロナ以降だが、変異種や新たな感染症もあり得る世界の今かもしれない。その時、医療費が高額にならば、国民は医療を我慢する、治療や介護は諦めになりそうな?誰でも年は取るのだし、そういう社会は荒んでいくのかも?今の日本の凶悪犯罪、家庭内暴力、強姦事件などは、人を大切にする政治が喪われて、命よりお金が一番の慣れ果てみたいな、投げやり世相が蔓延してきそうな?


コロナなど流行中の感染症のための、専門病院的にシフトできるマンパワー、設備等を抱えつつの医療体制、それで経営が成り立つように診療報酬を手当てした、中核病院を用意した上での日常業務体制を構築かもしれない。感染症拡大時の専門病院化を準備しつつの、医療体制を敷いておくことが、国民の命を守るための税金の使い方かも。日常と非常時の循環型の医療として、双方に必要な診療報酬の基準ではないのだろうか?


「今だけ金だけ自分だけ」の政治から、危機に対応できる医療体制を組み直し、税金や社会保険料をしっかり廻す政治家かもしれない。国民の命と生活の為に、そういう政治が進む社会へ向けて、税金の使い方、政治をかえていく事かも? 
「Go To ‥」は止めても誰も死なない。医療制度を中途半端にしておけば、国民の命が危ない。なので優先順位が「命より儲け族」を選挙で選ばず、医療制度を国民目線で改革できる政治家を、選挙で選び直す時なのかも?今世界は、コロナ後の世界へ向けて、大きな変化の途上なのかも?


⑤ バイデン大統領誕したら、世界中で紛争がぼっ発?

何か、バイデン誕生後10日目がミャンマーの軍事クーデターだった。軍政に反対するデモ隊には、タトゥーを入れていたり、東南アジアも古い農村社会みたいなイメージから随分変わってきている。生産工場の発展途上工側への移動は、グローバルに動く経済と文化を広げたのだろうか。


アラブ世界は、原油利権をめぐる富の集中、王侯貴族がアメリカのメジャー、セブンシスターズと密着して政治も支配中だろう?こうした砂漠の中の油田支配、その地のゲリラ活動より、温暖肥沃なアジアの農業社会の中での、デモ隊の様子が、何かゆったり感がある。


マャンマーのデモ隊、軍政下で取締りが強化されてきて、今後はどうなるのか、でもスーチーさんを釈放の願いは伝わって来る。東南アジアの豊かな大地と生物多様性を守りながら、それぞれの幸せを願わざるをえない。


ミャンマーの動き、アメリカは自分はスーチー防衛みたいなポーズで言っているが、何故ミャンマーの動向にアメリカだけが堂々口を出せるんだろうか?ちょっと違和感がある。アメリカは世界の警察なんだ?でもそれがアラブ世界を泥沼化したのかも?


⑥ マスコミ報道を自分目で見直す

バイデン政権成立後の世界は戦争、紛争にむけて動いている?ロシアの欧州への出口の国々、そしてインド、東南アジア辺り、極東の尖閣列島も動いている?周恩来と田中角栄の時の「棚上げ合意」を覆して、戦時体制が欲しいみたいな?


こういう不安定な時代の変わり目、庶民というか、国民一人一人としては、何よりもイメージで敵を作らずではないだろうか?美しい言葉、そしてその真逆の、抹殺すべき敵みたいなイメージ、その双方を疑いつつ。


現実、事実、実体で突き合わせながら、騙されない目で判断しながら?何よりも、国民の命と生活の為に、税金の流し方、軍隊の使い方を、マスコミとは違う目で、自分の目で見直していく時代なのではないだろうか?


⑦ 国民の命と暮らしより、自分達の儲け

激動のコロナ以降、オリンピック、そして天災地変と続きそうな?今の日本のニュースの中の中国ニュースが時々目に入る。私の感想だけれど、この頃の中国は、少数民族の文化を守る動き、民族衣装を身にまとった若い人が幸せそうな事など、暖か目のニュースも目についた。砂漠の中のシルクロードにも感慨をして、砂漠を変えつつある。


中国共産党は悪の権現、みたいな論調も多いのだが、でも中国辺境の地の青年は、新しい農産物、収穫物を抱えている様子が、私には子供の頃のふるさとの青年団の人達と似ているような気がする?新種改良した作物を腕に抱えて、満ち足りた顔、農家の収入が増えているそうな、そして灌漑されて水が入った大地、少し薄緑、薄茶色の作物などと。


アラブで戦闘中の国々、イスラムの各宗派抗争を背負ったアフガニスタンとかでは、砂漠地帯への灌漑はどうなのだろうか?戦闘よりも耕作を可能にする土地造りを進める社会の方が、人間を大地を豊かにして、生物多様性の世界かもしれない?


⑧ 灌漑を整備して、砂漠を緑地へ

アフリカの砂漠も、中国内陸部の砂漠も、人類の祖先たちが薪用にと森林伐採、その影響が大きく作用しているとか。コロナ以降の地球には、先史時代の人類の足跡かもしれないこの乾燥地帯に、灌漑設備を作り上げながら、私達人間も命とその活動(生活)が大切、多くの動植物の命を食して生き延びてきた人類の命として、大地にお返しというのか、灌漑設備を作り上げて、砂漠地帯に命を蘇らせる、緑化ができるのに?


春まだ浅い私のふるさと、東北の山々は、雪で覆われて、沢の水音が響いている頃、旧正月の元朝参りが思い出される。今年の旧の元日は2月12日だったと。昨日までが三が日、雪の中から掘り出す引き菜(千切りの野菜)を入れて、お雑煮を焚いていた頃だ。


コロナ以降は、雇用が心配だから、ヨーロッパのように若い人達の就労活動を支える社会保障(ワークフェア)の時代かもしれない。地震が何時でも想定されるこの国だから、脱原発を進めながら、税金で国民の命と生活を守り、次世代育成、教育をしっかり敷きながら、イノベーション力を付けながらではないだろうか?


政治、制度が変われば、国状もかわっていくだろう。自国民の食生活と住生活を守る政治のほうが、「自分達だけに税金じゃぶじゃぶ」よりも、国の未来展望としては、広がり得る?


⑨ 若い人達の未来の幸せの為に

これからの政権は、国民生活を守るために税金を熟慮して使うことだろう。①荒れた山林原野、耕作放棄地に手を入れて、食糧増産、国内物流の確保 「緑と生物多様性保全」-地球温暖化を抑える ②一生でも住まい続けられる、安価な公共住宅システム。増え続けている空き家に手を入れて、税金を繰り出して整えて行こう。引き籠りでもなんでも、動員されて手伝い、賃金を貰うシステム。そうして内需拡大に貢献だ。③今後もあり得る感染症対策は、平等で安心な医療介護システム、世界に学び効率化と質を求めながらの、税金投入事業を進める政権。


この3つの事業を、嘘を言わない政治家と脱忖度の国民になって進めよう。生産工場の国内操業を目指しつつ、新しい社会保障(所得補填+居住保障+医療介護保育職業教育)のある、安全な食料を生産する農業立国、食料自給率UPの国だと思う。耕作放棄地の再生、荒れた山林原野に手を入れる国土保全、その方向で少しづつでも動く、嘘を言わない、正直な政権、アメリカからの真の独立、まっとうな政治、まっとうな裁判を進める政権。そのベースに置く社会保障制度を考えよう。

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