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国民の税金すべてが無駄になる?

高浜原発の再稼働ニュース、高浜原発は若狭湾裏日本には珍しいリアス式海岸の風光明媚な海、でもこの湾に4つもの原発が並んでいる。高浜のすぐ西あたりの舞鶴港って、京都府内のようだ。


2019年に、琵琶湖の北端の遺跡から、12世紀(源平の戦いの頃)の将棋の駒「王将」が発見されたと。そこが「塩津港」で、昔から琵琶湖水運を支えた重要な港、日本海沿岸の海産物、塩、コメなどは、日本海側の敦賀に集められて、そこから陸路で「塩津港」へ、そして琵琶湖経由で都(京都)に運ばれていたと。小浜のサバは有名で、若狭湾と京都を結ぶ「サバ街道」がいくつも走っていたという。


① 若狭湾岸の原発は4つも

この若狭湾沿岸には敦賀発電所に2基、美浜発電所に3基、大飯発電所に4基、高浜発電所に4基、もんじゅに1基、計14機の原子力発電所が集中。人口密集地である大阪圏やその飲料水源である琵琶湖に近く、原発事故もし起これば、そういう被害が危惧されている所。


なにしろ1586年の天正地震で津波が発生している事も、東日本大震災後には広く知られている(ウィキペディア)。で高浜の近くの舞鶴港は、若い人は知らないだろうが、二葉百合子の「連絡船の来る港(歌謡曲)」の舞台である。終戦の時に命からがらの引揚船、帰還兵が大陸から着く港だった。大陸(中国・朝鮮)との最短距離、そこに4つも原発が並んでいるのが、日本の国の現状、米中貿易戦争のさ中、怖いかぎり?


若狭湾は裏日本では珍しいリアス式海岸で風光明媚な海岸線。遺跡の「塩津港」と敦賀の間は20キロ、古くは平清盛も発案した敦賀と琵琶湖を結ぶ運河、日本海の海の幸を都(京都)まで運ぶ計画もたびたび起こっては消えた港だと。


② 高浜原発の再稼働

「高浜町の野瀬豊町長は1日、再稼働への同意を表明した。老朽原発再稼働への地元首長の同意は全国初」。そこで今後は、福井県の杉本達治知事の判断が焦点になる。関電は3月以降の再稼働を目指すが、実現するかは不透明だと言う。


この原発は1970年代の建造物で、東京電力福島第一原発の事故を受け、原発の運転は40年までとするルールができた。事故の恐れが強い老朽原発の廃炉を着実に進め、原発に頼らない社会にしていくための、同時の民主党政権の方向だった。


ところが、電力不足などに備え「1回だけ、最長20年延長できる」との例外規定が安倍も創価は適用しだして、40年を超す運転が現実になりつつある。アメリカ忖度と原発を推進する政治が自公政権?自分達だけを潤す人達?選挙の集票の目的、それが本音かも?でも都会のマンションだって、築年数が多いと、補修工事を重ねても価格が下がる。今時40年も前の技術で立った建物、この新技術も使われていないよ?内部では危険物稼働中なのに?


③ 原子力発電と使用済み核燃料の保管コスト

原子炉の中では、ウランが核分裂する時に出る熱で水を沸かして蒸気を作り,その蒸気の力でタービンを回し,連結している発電機で電気を起こし、タービンを回し終えた蒸気は,復水器で冷やされて水に戻り,再び原子炉へ送られている。熱やら放射線やら、タービンをまわす振動などと、負荷のかかる建造物だろう?


これからコロナ以降の経済は冷え込むだろうから、エネルギー不足というのは、原発事故を想定して、安全費用、避難の経路などを投入してまで維持するメリットは?再生エネルギー技術の進歩は効率性を高めるだろうし。


なのでエネルギー不足という事にして、原発地域へ様々な省庁が、名目を付けて補助金漬けにしてまで?その既得権で縛ってまで続ける原発は、国民経済にとって大きなマイナスであろう。自公政権、その「嘘の衣」の程をながめよう?そして放射性廃棄物問題が大きなコストだ。
http://www.otsukishoten.co.jp/files/genpatsu70-73.pdf
使用済燃料棒は数年間冷やされたあと、再処理工場 (六ヶ所村や海外)へ送られるが、満杯も近く、イギリス、フランス等で引き受けていた、再処理後のガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)が帰って来る予定になっている。世界は脱原発で動いているのだから。


④ それでも再稼働の裏側

そして30年に渡った賄賂漬けが、福井県高浜町の森山栄治元助役、90歳で死亡の時にバレている。この故人が仲立ちする、関西電力の会長や社長など役員らの多額の金品等の受領が表にでた。で第三者委員会の調査では、関西電力役員、幹部75人が合わせて3億6000万円相当を受け取っていて、この森山元助役関係企業へ、関電が便宜を図っていたという。


この問題は氷山の一角だったりして?第三者委員会の大阪市内での会見ではこうだったが、その旨味がまだまだ続けられていそう?住民の被害、家族達の命より、自分達だけの潤い、補助金はいろいろな名目で、一種の住民買収みたいにして囲っていないか?


国土強靭計画というのが、すが友創価の国土計画だそうだ?どんなに強靭にしても、原子爆弾が落ちたら、そして原発事故がおきたらどうなの?どんな土木工事も溶けてしまい、汚染は広がる。日本の政治は、日本人の命と安全を第一に、日米合同委員会の指揮を外しながら、旧大英帝国の夢達と距離をおきながら、原発という危険物の事故、核戦争に繋がるかもの原発、税金で囲わないと維持できない、超赤字エネルギーの原発からの、撤退ではないのか?


⑤ 住民たちの命より、補助金?

国民の命、住民の命よりも、儲けが一番、次の選挙で勝つための選挙資金と選挙態勢が物を言っている?関西電力関係は永年の賄賂が表に出ているのに、老朽危険の施設でも、再稼働を宣言している?


なので、しっかりした国土調査、資源調査を敷いて、脱原発の為の基盤整備と、再生エネルギー開発研究を連動させて、安心のある駿河湾、風光明媚、歴史ある若狭湾の将来の農業、漁業等の、再開発の方が安心かも?いつ事故がおるのか、その確率は高い老朽施設を抱えての暮らしから、自分達で造る、故郷の産業の方がなんぼか安心かも?そういう政治家を選挙で選ぼう。


⑥ チェルブノイルの事故対応は素晴らしい
世界中が撤退に向かう中での、危険な原発。今原発にこだわる国は、旧大英帝国の夢達?英国ジョンソン首相の無理筋が、米英、インド、オーストラリア、カナダ達の動き、バイデン政権の姿を映し出すのかも?


オリンピックの為に、安倍総理は「福島はアンダーコントロール」だと。いまだ廃炉の見通しも立たないのに?チェルブノイリ、あの頃のソ連邦は、事故原発の石棺化を果たす誠実さがあった。安倍友すが友創価の政治は、ソ連邦と比べてどうだろうか?
    
福島原発事故の10年後、その24年前、当時は共産国ソ連邦だった時代のチェルブノイリの事故対応、その日本政府との差が凄い。日本国民は棄民されている?美しい言葉で騙され続けている?「美しい日本の実情?」こんなに違っているなんて。今でも廃炉に見通しが立たない福島。
https://311mieruka.jp/info/data/data08/


⑦ 次世代までの潤す地域再生?

美しい言葉の衣の下の、本当の事を考える国民になろう。原発再稼働で潤うのは、高級国民だけ?事故で故郷を失うのは一般国民だ。原発安全の為の公益法人って、高級官僚の天下先?


こういう無駄に使っている税金を、脱原発のための再生エネルギ―開発の研究、そして原発受け入れ地域への補助金漬けを、日本版ニューディールで、中抜きのない税金全部ですすめる方が、生活にひびく。漁業、養殖の新技術、国土開発、耕作放棄地、山林原野に手を入れて食料増産の事業の方が、次世代までも潤す地域再生になりそうだ?


上の言うとおりに選挙で書いてくれば、何かと余禄が廻って来る時代は、小泉改革、派遣労働の時代の中で、もう終わっているのかも?これからのコロナ大不況ではないだろうか?生活をどう守るのか?自分達が潤うために税金を使う政治、それが自公政権のやり方だ、いろいろ美しい言葉で言っている事には裏がある。裏を見抜かないとダメかも?


コロナ後の戦争社会の始まりのような、バイデン政権って、どうだったの?それがこれから見えてくるのかも?


税金で国民生活を守るために熟慮して使おう。①荒れた山林原野、耕作放棄地に手を入れて、食糧増産、国内物流の確保 「緑と生物多様性保全」-地球温暖化を抑える ②一生でも住まい続けられる、安価な公共住宅システム。増え続けている空き家に手を入れて、税金を繰り出して整えて行こう。引き籠りでもなんでも、動員されて手伝い、賃金を貰うシステム。そうして内需拡大に貢献だ。③今後もあり得る感染症対策は、平等で安心な医療介護システム、世界に学び効率化と質を求めながらの、税金投入事業を進める政権。


この3つの事業を、嘘を言わない政治家と脱忖度の国民になって進めよう。生産工場の国内操業を目指しつつ、新しい社会保障(所得補填+居住保障+医療介護保育職業教育)のある、安全な食料を生産する農業立国、食料自給率UPの国だと思う。耕作放棄地の再生、荒れた山林原野に手を入れる国土保全、その方向で少しづつでも動く、嘘を言わない、正直な政権、アメリカからの真の独立、まっとうな政治、まっとうな裁判を進める政権。そのベースに置く社会保障制度を考えよう。

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